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＠吉祥寺 吉祥寺シアター（2016/06/03-07 6ステージ）
http://www.musashino-culture.or.jp/k_theatre/
全指定 一般3400円 U-29 2900円 学生2400円 高校生以下1900円 当日+300円
作・演出：山本タカ 原作：江戸川乱歩「少年探偵」シリーズより
美術：稲田美智子 照明：山本創太 音響：中村光彩
演出助手：磯田浩一、浦田大地 舞台監督：浦本佳亮＋至福団
宣伝美術：矢田智楓 WEB：伊藤 彩 制作：北澤芙未子、高橋ゆうき
提携：（公財）武蔵野文化事業団 主催：くちびるの会 http://kuchibirunokai.jp/
出演：
コロ ：少年コバヤシ
橘花梨 ：折紙ちよ子
浅場万矢：熊手、二十面相
宍泥美 ：折紙菊子
傅川光留：バナナの叩き売り、ケムリ
小沢道成：はんぺい君
佐藤修作：豆腐屋
野口オリジナル：手招巡査
太田旭紀：折紙竹二、ぴっぽちゃん
丸山厚人：明智小五郎（本名:清水）
2016/06/05(日)晴 6:03-7:49PM(1'45)前方中央 客席ほぼ満員(170人）
客層：20-30才代中心、中年層結構。男女半々。
客入れ：A列最前9列。折り込みチラシそれなり。パンフ A5 3ページ。
指から煙の玩具「ようかいけむり」同梱。物販。台本1000円 パンフ500円。
カーテンコール2回。
初見の劇団。丸山厚人出演が動機。
舞台。2階な島が沢山ある装置。それぞれ階段、はしご４，５基。中央に小橋、
「はっぴーろーど泥沼」の看板、泥沼って…。昭和な店舗看板があちこち。
お話。商店街を焼き尽くした火事、その日から消えた名探偵・明智小五郎。
あの日と同じ胡乱な匂いをかぎつけたコバヤシ少年は、少年探偵団を再結成する。
帰還した明智から託された覗き眼鏡で、自販機の隙間から潜入捜査。商店街の闇、
明らかとなっていく店主達の秘密。怪人と探偵の対決、意外な功罪。
壁抜け男ならぬ隙間抜け少年が目撃する苛烈な悲喜こもごもを描く、ブラックファン
タジー。実によく動き、口角泡を飛ばす勢いでマシンガントーク、煙り怪人はシーム
レスにくねくねしと止まらない。アングラな趣向で夢幻設定だけど、スピードと
醒めた視点があって、粘度小の不思議なムード。先が読めない展開は面白いけど、
過ぎてゆく感にちと物足りないとこありねこ。俳優あれこれ個性。丸山厚人・明智
小五郎。カッコいいけど親しみやすい愛嬌ありと、らしい魅力を発揮。醒めて寂しい
少年・コバヤシ少年にコロ。ナイーブなアナザーサイドな魅力あり。
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