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＠下北沢 駅前劇場(2016/10/12-19 10ステージ)
http://www.honda-geki.com/ekimae.html
全指定 前売3500円 当日4000円
作：竹内銃一郎 演出：寺十吾 舞台監督:田中翼、加藤唯 照明:佐藤啓
音響:岩野直人 音楽:坂本弘道 舞台美術:杉山至 宣伝写真:江森康之
宣伝美術:土谷朋子 制作協力:大人計画 制作:牛山晃一
企画・製作:近藤公園、平岩紙 http://konkami.com/
出演：
近藤公園
平岩紙
2016/10/14(金）晴 7:05-8:32PM(1'26)前方上手 客席満員(140？人）
客層：20ｰ30才台と中年層。女性過半数。
客入れ：千鳥配置の椅子9列。通路は上手側のみのジャングル劇場。若い番号は早め
入場が吉。折り込みチラシ厚め。パンフなし、物販なし。カーテンコール3回1分。
竹内銃一郎の代表作の一つを躍進著しいメンツで上演。
舞台。洪水の後。中央に劇場天井まで枝葉を延ばす桜の大木。折しも満開。
床は平台が打ち寄せられたように暴力的に置かれ。天井の枝にもその一部。
お話。我を忘れて狂う妹と旅する兄。彼の前には支配的な母や、青い鳥を探す物語が
たち現れる。
好きだった竹内銃一郎が過去形じゃなくなる、鮮やかな舞台。絶望的な物語に
散りばめられた夢と現実、慈しみと痛み。美しいまでの重なり合いが堪らない。
音響や照明ら猫の目のようにかわる転換を、分かりやすくも味わい深くした演出が
冴え。ガラスの仮面をかぶる多重な妹役、平岩紙が素敵すぎ。ほんと、いい女優に
なったなあ。淋しい男な近藤公園もまた愛おしくて○。
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