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＠大阪なんば 大阪松竹座（2017/05/02-26 25ステージ）
http://www.shochiku.co.jp/play/shochikuza/
全指定 １等席16000円 ２等席8000円 ３等席5000円
夜の部
一、新版歌祭文 野崎村（のざきむら）
中村七之助：お光
中村歌昇：久松
中村児太郎：お染
坂東竹三郎：後家お常
坂東彌十郎：百姓久作
二、怪談乳房榎（かいだんちぶさのえのき）
三世實川延若より直伝されたる 十八世中村勘三郎から習い覚えし
中村勘九郎三役早替りにて相勤め申し候
原作：三遊亭円朝
中村勘九郎：菱川重信、下男正助、うわばみ三次
中村七之助：重信妻お関
市川寿猿：住職雲海
市川猿弥：松井三郎
市川猿之助：磯貝浪江
2017/05/08(月）晴 4:00-7:53PM(内訳下記）三階最前上手 客席8,9割(800人?）
客層：20ー30才代と中年層半々。女性8割。
客入れ：１幕見席に誰も居らず（高額だし…）。
・野崎村
お話。久作の娘お光と養子・久松の祝言の日。久松奉公先の娘お染が恋しさのあまり
やってきてしまう。久作はこれを諭して、祝言を決行と思いきや、お光は尼に
なると翻心。二人が心中を決意していると察し、身を引くこととしたのだ。お染に
迎えがやってくる。二人が対面から別れていくのを切なく見送るお光。そんな娘の
心中を察し、親父・久作は堪らない思いを抱くのだった。
堪らない、悲恋ワールド。中堅とベテランとも無理なく役柄にはまって、丁度いい
案配。七之助の現代的な軽やかな演技がその運命と、ラストの虚無感をいっそう
やるせなく感じさせて素敵。
・怪談乳房榎
お話。絵師・菱川重信の弟子となり、家督乗っ取りを企む悪い奴と捲き込まれる
周囲の騒動。刈り込むため、松井三郎に悪人・浪江の前を説明させるなど工夫あり。
勘九郎、マッハで早変わり。お父さんがよくやってたサービス芝居をしないので、
スッキリスポーティで心地よい。ヒール役浪江に猿之助。たたずまいと視線の
粘着感が不気味。勘九郎と好対称。後半の呼び物、本水演出。芝居番から自分の身は
自分で守るビニールシート使いを稽古。レスポンスの悪さげに笑い。サプライズも
あり、よい箸休めとなり。立ち回り/早変わりに客席大喜び。
昼の部
戻駕色相肩11：00−11：34
幕間30分
三代猿之助四十八撰の内 金幣猿島郡
序幕・二幕目12：04−1：35
幕間25分
三代猿之助四十八撰の内 金幣猿島郡
大喜利所作事 双面道成寺2：01−2：53
夜の部
新版歌祭文 野崎村4：00−5：11
幕間30分
怪談乳房榎
序幕・二幕目5：41−6：47
幕間18分
三幕目・大詰7：05−7：53
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