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 Qアナザーライン こq「地底妖精」

 @三鷹 SCOOL(2017/06/10-11 3ステージ)
 http://scool.jp/
 全自由 予約3000円 当日3500円

 劇作:市原佐都子 美術:高田冬彦 出演:永山由里恵[青年団]
 映像出演:中田麦平[シンクロ少女] 美術助手:ひろぼん
 音楽:額田大志[ヌトミック]  舞台写真:佐藤瑞季 宣伝美術:高田冬彦
 制作:大吉紗央里 制作補佐:杉浦一基 企画・主催:Q
 http://qqq-qqq-qqq.com/?page_id=7

 2017/06/10(土)晴 7:36-9:05PM(1'27)下手前方 客席超満員(50人)
 客層:20-30才代中心、あと中年層。男女半々。
 客入れ:桟敷1、ミニ含む椅子3列、壁際に丸椅子。折り込みチラシそれなり。
 パンフ A4両面。物販。台本500円。カーテンコール1回。

 映像作家の高田冬彦とのコラボ。
 舞台。真っ黒なサツマイモ(の根)大小が下がり。正面に長机と椅子、壁に巨大な
 腕時計型時計。
 お話。妖精女子、持ち回りホストとなりパーティ開催。終わって、半人半妖故に
 受ける疎外感をぶちまけ。鬱憤晴らしに近所にある闇のマッサージ店へ。モグラな
 店主(着ぐるみ・中田麦平)をなじって鬱憤晴らし、ていうか愛情表現。
 
 奇想天外な世界経由で、孤独と寂寥の共感という奇妙。女優・永山由里恵が
 どうなっているんだな天晴れはっちゃけぶり。なんでもできる、なんでもする、
 でも狂っても冷静。堪りません。気持ち悪くも、愛嬌滲む中田麦平、その映像作品
 とも○。夢にみそう。

 アフタートーク 9:14-9:43PM(29)ほぼ居残り
 市原佐都子、高田冬彦、木村覚(美学研究者/ダンス批評)

 ・出会いのきっかけ。ニジンスキーの牧神の午後の解釈をするプログラム。
 市原 共通する匂いがある。演劇に興味があるといっていたので、ここでやるからと
 高田 演劇への作品は宿題のように。
 市原(稽古場での関わり)今年は妖精作品イヤー。モグラへは角砂糖とか、芋は
  お互いに笑い合えたとか。
 高田 市原さんの文章が好き、そのストーリーの中でやってみたいと。芋、
  着ぐるみ、映像をつくった。稽古場に参加してきた。
 高田 (永山さん)ハイブリッドな人。閉ざされて葛藤しているけどロマンティック
  こじれてる妖精で好き。
 市原 かわいいけど壊れている。過剰。高田さんは稽古場でテーブルで仰向けから
  立ち上がるシーンで注文をつkていた。
 市原 最近伝えることを意識している。構造があることも意識的に。整理するのが
  得意かもとも。1人の役者さんと密にやっていると、どんどん良くなる。今年は
  1人でがっつりやっていく。
 高田 この作品はオナニー、独り遊び、外との関わりあいはちょっと…という振りの
  距離感を探りながら。否定はせず、生命力として表していた。

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