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＠千駄木 島薗家住宅（2017/10/12-17 17ステージ）
http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/115244
全自由 一般3500円 プチ・パトロンチケット4500円 高校生以下500円
蕨市民1000円
作：ベルトルト・ブレヒト 訳：岩淵達治
演出：黒田瑞仁、柴田彩芳、本間志穂、渡辺瑞帆[青年団]、市松[砂と水玉]、
古賀彰吾[劇団ドクトペッパズ]
衣装提供：YUMIKA MORI 照明協力：磯野いるか 記録映像：絵空衣音
チラシデザイン：岸本昌也 チラシ写真：野村渉、瀬尾憲司
制作：岡田萌 制作補助：川口潮奈 主催:ゲッコーパレード
企画:本橋仁、黒田瑞仁、渡辺瑞帆 共催･衣装提供:ＹＵＭＩＫＡ ＭＯＲＩ
協力:たてもの応援団 研究助成:日本生活学会･生活学プロジェクト
http://geckoparade.com/
出演：
河原舞
崎田ゆかり
林純平
演出プロフィール／担当シーンNo.
黒田瑞仁 演出家(演劇)／N0.1-3､9､14-17
渡辺瑞帆 セノグラファー(建築)／No.4､5
本間志穂 ピアノ演奏･美術作家(音楽･美術)／N0.6､7
柴田彩芳 現代美術家(美術)／N0.8
古賀彰吾 演出家･パフォーマー(演劇･大道芸)／N0.10､11､12
市松 演出家･パフォーマー(舞台芸術)／N0.13
『リンドバークたちの飛行』シーンＮ０.
1すべての人への呼びかけ
2リンドバーグの自己紹介
3飛行士リンドバーグのニューヨークからヨーロツパヘの飛行開始
4ニューヨークが航行中の船舶に発信
5飛行士たちはほとんど全航程を霧と戦わねばならなかった
6夜には吹雪が襲来
7眠り
8イデオロギー
9海水
10全飛行中すべてのアメリカの新聞はたえまなく飛行士の幸運を口にした
11幸運児の思い
12フランスの新聞の報道では､飛行士たちはこのようにして､上からは嵐､
周囲からはナンジェッセーの幽霊に脅かされながら飛行をつづけた
13リンドバーグとエンジンの対話
14スコットランドの岸辺近くで、ついに漁師がリンドバーグを見つける
15パリ近郊ル･ブールジエ飛行場では一九二七年五月二十一日の深夜､
大群衆がアメリカの飛行士たちを待っている
16飛行士チャールズ･リンドバーグのパリ近郊ル･ブールジエ飛行場への到着
17まだ到達しえぬものについての報告
2017/10/14(土)曇 12:00-12:58PM(58)あちこち 客席ほぼ満員(8人)
客層：大人客、2世代。男性過半数。
客入れ:玄関先で受け付け、靴を脱いで待機。荷物預かりあり。折り込みチラシ
それなり。パンフ A5 3ページ。演出プロフィールと担当シーン掲載。
カーテンコール1回。
蕨市の民家から文化財洋館へと処を変えての見立て旅程公演。
趣向。リンドバーグを見守りながら太平洋を共に航る観客達。
・1〜5 玄関〜ホール、隣の書斎へ。リンドバーグ（河原舞）の周りで
霧(崎田、林）の声がする。〜サンルーム。レースカーテンは霧の空。
・6〜7隣の居間にアップライトピアノ。吹雪、眠りと戦う。
・8廊下を渡り、和室続き間。波頭に工業製品が乗ったオブジェが3つ列び。
9引き戸を開けて中庭へ。居間に戻り。サンルームのカーテン越しに「飛んで」
いくのが見え。
・〜12 階段を上がって2階。暖炉がある洋間。窓を開けてテラスに立つ。
・13隣の和室。座卓の複葉機模型と座って「対話」。突っ伏す、畳で転がる。
・階段室の上、壁に複葉機CG。漁師の会話を観客(3人）参加で。
・15〜16、17 1階に降りて戸外へ。街路を伴走して「到達しえぬもの」の語りに
耳を傾け。
想像力如何とは家、タッパが高く開放的な洋館のが物語と合い。明るく柔らかい
明かりも心地好く。座卓に座っての「対話」もしっくり。全編を通しての流れは
蕨よりよい印象。河原舞さんの凛としたさまと口跡がさらにまして○。
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