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＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場（2018/05/13 1ステージ）
支援会員のみ
http://www.komaba-agora.com/play/6144
二次審査(3名の演出家の上演)
課題戯曲 「お気に召すまま」より抜粋 (作：ウィリアム・シェイクスピア
翻訳：松岡和子)
上演順 出演者
1和田ながら[したため] 23分
ロザリンド：小瀧万梨子 オーランドー：吉田庸 シーリア：長野海
休憩20分
2額田大志[ヌトミック／東京塩麹] 24分
ロザリンド：永山由里恵 オーランドー：佐藤滋 シーリア：寺田凛
休憩20分
3野村眞人[劇団速度] 27分
ロザリンド：木引優子 オーランドー：大竹直 シーリア：福士史麻
休憩60分
結果発表講評
最優秀賞 額田大志[ヌトミック / 東京塩麹]
観客賞 和田ながら[したため]
2018/5/13(日)雨 2:06-4:08PM(1'57）中段上手 客席満員(70人)
客層：30歳代、中年層中心。男性9割。
客入れ：開場時30人ほど。桟敷1、椅子5列。折り込みチラシ厚め。パンフ A5 7ページ
とプログラム1枚。予定より早く4:08PM終演。
前々日の1次審査に残った3人、東京（額田）、他京都の演出家にて競技。
舞台。島状素舞台。
お話。「お気に召すまま」より。男装した恋人ロザリンドに気づかず、オーランドー
が告白の稽古相手になってもらう場面と、前段の場面。
1和田ながら演出 シーリアを影のレフリー役、恋人達のやりとりの副音声（無言）
として添える趣向。ロザリンド：小瀧万梨子の男前ぶりが素敵。
2額田大志演出 恋に悩み、苦悩するロザリンドの内心を、狂奔する演技にて。
客席からの登場で、3組中唯一？森を表現。ロザリンド：小瀧万梨子の滑稽なほど
に傷ましい、パンクでエモーショナルな演技が圧巻。
3野村眞人演出 掛け合い漫才趣向とか、後半は背中合わせ芝居とか工夫。
ゆったり目のテンポ、やや長尺に集中力がやや削がれるねこ。久々に舞台でみた
福士さんは脇で 紙片（テキスト？）を繰り、時々リアクションして謎めき。
三者三様のアイデア、いずれも才気闊達ぶりが楽しめ。これで全編上演となったら、
どれだけ見たことがないものを見せてくれるかで、額田さんが一番期待され。
そこら踏まえてねこは投票。オールマイティな青年団役者陣の力量と幅広い個性を
改めて体感させてくれ、充足感高し。
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