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＠横浜 KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ(2019/08/17-25 10ステージ)
全自由（整理番号付）おとな3500円 こども（4歳～高校生）1000円
こども・バックステージツアーデーチケット 1500円
原作：岡田淳（偕成社刊） 上演台本・演出：山本卓卓[範宙遊泳]
アニメーション：ひらのりょう（FOGHORN） 音楽：加藤訓子
美術：松岡泉 照明：大石真一郎 音響：池田野歩 衣裳：堂本教子
映像：須藤崇規 ヘアメイク：谷口ユリエ 舞台監督：橋本加奈子、鈴木章友
演出助手：中村未希 プロダクション・マネージャー：平井徹 技術監督：堀内真人
制作助手：小倉千明 制作：小沼知子、桑澤恵 プロデューサー：伊藤文一
制作統括：横山歩 宣伝美術：岡部正裕（voids）
主催・企画製作：ＫＡＡＴ神奈川芸術劇場 後援：神奈川県教育委員会、
横浜市教育委員会 助成：一般財団法人地域創造
出演：
百瀬朔 ：悟
佐野瑞稀：かおり
下川恭平：宏（こう）
亀上空花：恵美
小林那優：ちい
埜本幸良：ロボちゃん
青山 勝：金剛力先生、小屋の老人、一丁前館長
「みんな」役
岡本秀人、小野里満子、近藤心太、佐伯瑞穂、佐藤耀太、髙下凜、本多明鈴日、
御園羽瑠、矢部昂子、山内茉莉花
声の出演
犬山イヌコ：ダレカ
2019/8/21(水)曇 2:02-3:43PM(1'40）中段上手 客席ほぼ満員(200？人）
客層:団体、同伴で子供3，4割。あと20-30才代中心に女性8割。
客入れ:年代別ポストへボール投函のオブジェあり。開場時40人ほど。折り込み
チラシそれなり。パンフ A5 ノート体裁。開演前に私が個人として思う観劇注意事項
アナウンス。物販。Tシャツ2200，2500円。手ぬぐい、ミニタオル、クリアファイル、
ステッカー、缶バッチ・ガチャガチャ。原作ほか書籍。 カーテンコール2回1分。
1985年初版のファンタジーが原作。上演を機会に読んでみたねこ。
舞台。体育館。緑地にオレンジの円、交差点の白ライン。両袖に跳び箱、
長机（卓球台）等備品。
お話。校内映画鑑賞会の学校会場から、語るねこに誘われて、子供だけが住む
異世界へと。世界を支配する竜と戦う儀式に巻き込まれてしまう少年・悟。
一番確かなものを探す、哲学旅含みの冒険ドラマ。
冒険＝異なるもの、価値観との出会いと戦い、協調…は、画一的な学校→空気読み・
付和雷同の社会への反発・反骨精神が裏打ち。スパイシーなるも、重苦しさはなく、
原作のややダークな重量ムードもなし。話を早くするテキストの工夫。美術、映像、
役者芝居（キュートな埜本さん、胡散臭くて愉快な青山さん、子供たち持ち前のら）
のポップさ、軽妙さが貢献してる感。さらには、現代の世界へと拡げてて、
感慨深く。例えば「抑止力」なんて 今だ脳裏に残ってて強烈。
客席の子供たちが結構乗り気、前のめりの声出しありで、舞台を盛り立て。
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