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 KAAT神奈川芸術劇場プロデュース
 「ドクター・ホフマンのサナトリウム カフカ第4の長編」

 @横浜 KAAT神奈川芸術劇場ホール(2019/11/07-24 20ステージ)
 全指定 S席9500円 A席7500円 U24チケット(24歳以下)4750円
 高校生以下割引 1000円 シルバー割引(満65歳以上) 9000円
  @兵庫 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール 11/28-12/1 5ステージ
  @北九州 北九州芸術劇場 中劇場 12/14-15 3ステージ
  @豊橋 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール 12/20-22 4ステージ

 作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ 振付:小野寺修二 映像:上田大樹
 音楽:鈴木光介 美術:松井るみ 照明:関口裕二 音響:水越佳一
 衣装:伊藤佐智子 ヘアメイク:宮内宏明 宣伝美術:榎本太郎
 舞台監督:福澤諭志、竹井祐樹
 演出助手:山田美紀 プロダクション・マネージャー:平井徹
 技術監督:堀内真人 制作:小沼知子、桑澤恵、藤野和美、小田未希
 プロデューサー:伊藤文一 制作統括:横山歩 企画製作:KAAT神奈川芸術劇場
 出演:
 多部未華子:カーヤ、ドーラ
 瀬戸康史:ラバン、ガザ、編集者D、カフカ 他
 音尾琢真:バルナバス大尉、ホフマン 他
 大倉孝二:男2(ブロッホの友人)、社長 他
 村川絵梨:乗客、アマーリア、レニ(列車の中の妊婦)、別の看護婦 他
 犬山イヌコ:女1(ブロッホの妹フリーダ)、女3(ユーリエの母)、
  オルガ(レニの母)、看護婦 他

 緒川たまき:乗客、編集者B、ピアンタ(食堂の女主人)、グレーテ 他
 渡辺いっけい:男1(ブロッホ)、軍人 他
 麻実れい:女2(フリーダとブロッホの祖母)、少女(ユーリエ)、
  マルペリ(ラバンとガザの母)、マグダレーナ 他

 谷川昭一朗:乗客、男4(カバンを届けに来た男)、編集者A、車掌、司令官 他
 武谷公雄:乗客、グラム中尉 他
 吉増裕士:乗客、男3(ユーリエの父)、編集者C、太った退役軍人 他
 菊池明明:乗客、インドラ 他
 伊与勢我無:社長の秘書、門衛主任 他
 王下貴司:墓にいる男、処刑人 他
 菅彩美:少女(ユーリエ)他
 斉藤悠:救急隊員、若い兵士(トルソー中尉)、処刑人 他
 仁科幸:タイピスト 他
 鈴木光介:郵便配達

〈演奏〉鈴木光介 (Tp)
    向島ゆり子(Vn)〈下記以外〉
    高橋香織 (Vn)〈11/12 ・ 16、兵庫、豊橋〉
    伏見蛍  (Gt)
    関根真理 (Per)

〈声の出演〉
    アナウンス 白井晃
    人形    緒川たまき

 2019/11/7(木)晴 6:33-10:04PM(1'45/休15/1'28)1F前方上手 客席ほぼ満員(900?人)
 客層:大人中心、20-30才代女性最多。
 客入れ:2,3Fのサイド席未使用。チラシ厚め、当日パンフなし。物販。パンフ B5
 115ページ 1800円。全ページ袋とじ、ペーパーナイフ2本用意あり、取り急ぎ借りて
 開けるねこ。カーテンコール 3回3分。

 スタッフ、役者ともフルスペック、お楽しみのKERA拡張カフカ劇。
 舞台。階段装置が左右、と後方の壁中央と左右一面。エッシャー?。床と正面、
 二台のプロジェクターで創る空間すごい趣向。

 お話。カフカが少女へ物語り交流してたエピソードから想起。祖母がもっていた遺稿
 を謝金の方にしようとする男の現代凸凹話。それと遺稿の中、生き別れた恋人達、
 カーヤとラパンの冒険と、カフカの日常、心情の三つ巴で展開。
 
 5D演劇、総合力で持っていかれそうな独特の世界創造にちょっと興奮ねこ。
 ゾンビメイク、頽廃的映像と、輪を掛ける音楽のムーディ。冒頭から飛ばしまくる
 小野寺修二@デラシネラの身体駆使ステージング。カフカ世界の重くて不穏な、
 嫌らしさも、いやよいやよも好きのうちナイス。対して、ブロッホ/友人・大倉が
 地獄に不真面目という笑いをまぶして、さじ加減よく。ポップと違うけどポップ。
 多部未華子。強気/健気な二面婚約者ぶりよく。瀬戸康史。しなやか。 

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