＠下北沢 本多劇場（2020/09/03-13 14ステージ）
全指定・前売当日共 一般5800円 サービスデー5500円 U-24（24歳以下）3500円
＠豊橋 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール 10/3-4
作・演出：桑原裕子 音楽:オレノグラフィティ 舞台監督:安田美知子、網倉直樹
舞台美術:田中敏恵 照明:宮野和夫 音響:島貫聡 衣裳:石川俊一
ヘアメイクプラン:新井寛子 演出助手:和田沙緒理、朝倉エリ
アクション指導:森貞文則 宣伝美術:川本裕之 制作:津吹由美子、堀口剛、
前川裕作 プロデューサー:成清正紀 企画･製作:KAKUTA/Monkey Biz
出演：
稲村こはる（母）：渡辺えり
稲村大樹（長男）：若狭勝也
稲村園子（長女）：異儀田夏葉
稲村雄二（次男）：荒木健太朗
丸井進（こはるの甥､タクシー会社社長）：久保貫太郎
牛久真貴（タクシー運転手）：酒井晴江
歌川要一（タクシー運転手）：高橋乱
吉永さん（こはるの恩人）：成清正紀
稲村二三子（大樹の妻）：桑原裕子
友國淳也：谷恭輔
木俣目名子：多田香織（谷の連れ）
柴田弓（配車予約の電話番）：小林美江
堂下道生（新人タクシー運転手）：まいど豊
2020/09/05（土）曇 7:01-8:37PM（66/休15/60）最前方 客席8割？（150？人）
客層：2世代、20-30才代中心。女性過半数。
客入れ：感染対策。手指消毒、検温、セルフもぎり、連絡カード記入。
折り込みパンフ 配役ほか。物販。パンフ 2000円 Tシャツ3000円、
クリアファイル500円。換気と消毒のため、15分休憩。カーテンコール1回6分。
桑原さん、えりさんから挨拶。アフタートークは生配信（アーカイブあり）へ変更。
2011年初演、2015再演、今回3演。映画化もされた作品。ねこ初見。
舞台。リアルな地味事務所。中央テーブル、奥に放送室と入口ドア。
上手にシンク、冷蔵庫、奥側のドアからトイレ、シャワー室。下手にソファとＴＶ、
奥側のカーテン内は仮眠室。端のサッシ引き戸から戸外、洗濯機、喫煙所と住居。
お話。とある田舎の自宅兼事務所で営まれているタクシー会社。ある夜、暴力を
振るう夫から子供を守ろうと、母・稲村こはるは決断する。ひと夜の出来事が人生の
重荷となった家族と取りまく人々の群像劇。
罪と罪、疵痕も愛でできている、辛いけど優しい香りがする舞台。厳しいところ、
笑いにはできないところを笑いにするさじ加減。やや過剰だけど、仕事帰りに観る
にはスパイシーで案配良し。成長した劇団員と、手練の客演が全員野球のいい試合
ぷりで魅せて、清々しい思いがするねこ。
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