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＠横浜 神奈川県民ホール(2020/10/17-18 2ステージ)
全指定 S席16000円 A席13000円 B席10000円 C席8000円 D席5000円 E席3000円
学生 2000円
＠大分 iichiko総合文化センター 10/24
＠山形 やまぎん県民ホール 10/31
作曲：ジャコモ・プッチーニ フランコ・アルファーノ補筆
指揮：佐藤正浩 演出･振付：大島早紀子［Ｈ・アール・カオス ］
装置デザイン：二村周作 衣裳デザイン：朝月真次郎
照明デザイン：沢田祐二 合唱指揮：佐藤宏 振付助手：白河直子
演出助手：菊池裕美子、根岸幸 舞台監督：八木清市
主催：神奈川県民ホール（指定管理者：公益財団法人神奈川芸術文化財団）
配役：
17日／18日
トゥーランドット姫：田崎尚美 ／岡田昌子
皇帝アルトゥム ：牧川修一 ／大野徹也
ティムール ：ジョン ハオ／デニス･ビシュニャ
王子カラフ ：福井敬 ／芹澤佳通
リュー ：木下美穂子 ／砂川涼子
大臣ピン ：萩原潤 ／大川博
大臣パン ：児玉和弘 ／大川信之
大臣ポン ：菅野敦 ／糸賀修平
役人 ：小林啓倫 ／井上雅人
メインダンサー：白河直子
ダンサー：斉木香里、木戸紫乃、野村真弓、坂井美乃里
ダンス：H・アール・カオス
合唱：二期会合唱団 児童合唱：赤い靴ジュニアコーラス
管弦楽：神奈川フィルハーモニー管弦楽団
2020/10/18(日)曇 2:05-5:10PM(33/休27/43/休32/40)3F後方 客席7割？(800？人)
客層：4世代、大人中心に幅広く。女性過半数。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒、セルフもぎり、座席1席空け。折り込みパンフ
A5リーフレット。 カーテンコール2回10分。
舞台。ダークグレーの「城」、床、両壁とも同色。照明を受けて光沢ある黒大理石の
様に輝き。壁には間隔を置いた窓が設けられ、コーラスやダンサーが距離を保って
布陣。美しさを保ちながらの密をさけ。
お話。北京。皇女トゥーランドットは、求婚者に謎をかけ、解けないと殺してしまう
恐怖の的。放浪していたダッタン国の王子カラフは北京で、生き別れの父ティムール
父に従う女奴隷リューに再会。が、カラフはトゥーランドットに魂を奪われてしまい
制止も聞かず、謎解きに挑戦して…。
H・アール・カオスのダンス横溢！、生きててよかった級の見応えある舞台。
開幕直後に、串刺しで痛めつけられた女性（白河直子？）が宙づりでどーんと
かますビジュアル。管弦楽のリズム ムーディとも高揚するねこ。トゥーランドット
内心の苦悩メタファーかしらん。白河さんは首斬り役人の体でワイヤー吊りダンスや
各幕の要所で繊細かつダイナミックなソロダンスで魅了。ほかダンサー達も例えば、
二幕カラフの謎解きや三幕処刑される民衆など要所の場面で、状況や心理に即して
宙づりで存分に身体表現し。音楽のダイナミズムや流麗さともよく呼応して動き、
歌手、合唱と相乗して、舞台をより豊かなものとし。もう素晴らしい。
美術、とりわけ照明の陰影が荘重、奥深くて印象。ラストで正面窓で吊られ、
彫像と化すダンサー5人の絵面とか、忘れがたし。
歌手では、リュー・砂川涼子の切々、カラフ・芹澤佳通の真っ直ぐさが印象。
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