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＠京都 THEATRE E9 KYOTO(2020/12/11-13 3ステージ)
無料・要予約
＠沖縄 アトリエ銘苅ベース 1/16-17
テキスト・構成・演出：柳沼昭徳 衣裳：堂本教子
舞台監督：北方こだち 照明：渡辺佳奈 宣伝美術製作：坂本大三郎
宣伝美術デザイン：橋本純司 神楽幕版画：丸町年和
制作：富田明日香（quinada）
舞・お囃子・唄：澤雅展 坂田光平 小菅紘史 崎田ゆかり 諏訪七海
音楽・チェロ演奏：中川裕貴
2020/12/12(土）晴 5:09ｰ6:36PM(1'27)前方下手 客席9割（35人）
客層：2世代、学生〜中年層まで。男女半々。客入れ：劇場内外に橙の幟。
感染対策。サーモ検温、手指消毒、連絡用紙記入、1席空け。靴を脱いで入場、
開演30分前で5、6人。島舞台を三方囲み。舞台前桟敷１と椅子若干数。
後方、雛壇座布団席4列。折り込みパンフ A4両面。演目の解説。
カーテンコール1回後、規制退場。
前説。神楽の祈りの精神を演劇へ還元できないかと。チェロの現代音楽をいれて、
現代性を持たせた形で創作した。
舞台。蓮に置かれた黒い平台、獅子の目をあしらったよう黒い天幕。
上方に天蓋飾り、紙垂と縁に奉納飾りが鈴なり。客席に後ろ向きにお囃子奏者3人。
鶴舞「舞台の四方を固め、場を清める」舞手 崎田ゆかり 諏訪七海
鶴の動きを取り入れたデュオ。チェロ音入れて、軽快な中も、ビターショットの
ストロングスタイルのお囃子とし。木製たらいを裏返して胴とし、大型の弓を
くくりつけたオリジナル楽器が軽重両音だしてユニーク。
三番叟「場を賑やかす」 舞手 小菅紘史
ていはつの愛嬌ある男性が、天幕から尻をだしもじもじと登場。慎み〜ユーモラスな
踊りと唄へ。GOTOトラベル、クーポン使いて慎ましくパフェを喰らいたもうとか
風刺混じり。チェロ奏者にちょっかい出し。跳ね踊り、パーカッシブな音、リズムが
楽しい。
八幡舞「力によって邪気を祓う」 舞手 澤雅展 坂田光平
小弓を片手にデュオ、つれまい。躍動的。途中、お礼口上。神楽は心を解放して
くれる。カンパ者を読み上げ。
山の神舞「場を清め、幸を願い、神に触れる」舞手 坂田光平
帯刀、すだれで顔を隠し。次第激しく。後半は扇持ち。手を合わせて念を送るように。
途中で手を消毒して、当たりありのくじを客席にばらまき。
諷誦舞「我を忘れて、神に迫る」舞手 澤雅展
祝詞、鐘、チェロ。厳か、しだいアップテンポに。邪気を払うような所作。
顔隠しをとる、天井の天蓋飾りが左右に振られる、激しいステップでトランス態へと。
両手の刀をぶんぶん振り回しながら、身体全体をロール。客席から拍手や掛け声
かかり。かしこみ〜静かに終わり。
古典と今をクロスオーバー。チェロは胴を叩く等種々音響だし。神楽の軽快さに
重厚な響きを加えて、独特のムーディ。伝統に敬意をもって、多彩さを持たせた
演目に好感。高揚感、終演後の爽快感あって、参加してよかったねこ。
ライブ配信アーカイブ 〜12/27 https://www.youtube.com/watch?v=aWJpPP267Vo
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