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＠横浜 神奈川芸術劇場・大スタジオ（2021/01/16-31 12ステージ）
全指定 一般6000円 U24チケット(24歳以下)3000円 高校生以下割引1000円
シルバー割引(満65歳以上)5500円
作：エンダ・ウォルシュ 翻訳：小宮山智津子 演出：白井晃
美術：松井るみ 照明：齋藤茂男 音響：徳久礼子 映像：栗山聡之
衣裳：髙木阿友子 ヘアメイク：谷口ユリエ 演出助手：豊田めぐみ
舞台監督：田中直明 プロダクション・マネージャー：山添賀容子
技術監督：堀内真人 企画製作・主催：KAAT神奈川芸術劇場
出演：
南沢奈央：アイーラ
平埜生成：若い男
入手杏奈：若い女
声の出演
川平慈英：マイケル
霧矢大夢：モーリーン
那須佐代子：監督
伊達暁：いつもの人
2021/01/22(金)曇 2:00-3：47PM(1'47)中段中央 客席7割(100人)
客層:20才代女性と中年男性中心。女性7、8割。
客入れ：感染対策。手指消毒、サーモ検温。連絡カードは開場前で記入。
セルフもぎり。マスクは鼻まで掛けての注意書き。最前B列 横間隔あけて9列。
椅子の下に荷物置きバスケット常備、親切。折り込みパンフ A4 3ページ オール
カラー。カーテンコール2回 規制退場なし、ただちに帰宅を促すアナウンスあり。
昨年4月に緊急事態宣言より延期、再び発報も上演。
舞台。殺風景なボックス部屋。グレーの一面。上手壁に開口窓、机にラジオ、床に
カーテンと脱ぎ捨てた衣服。下手に駅ホームの椅子3。壁になんか壁画とマイク、
天井四隅に監視カメラ、正面上方にデジタル表示器。
これらの外、下手側にコンソールとTVモニタが列ぶ監視室。
お話。ただ待ち続ける女性・アイーラ、となり部屋では監視員がおり、会話を交わす
ことができる。とある日、いつもの人は若い男に替わる。見えない通しの2人は
やがて心を通わせるように。やがて運命の日が彼女に来たとき、彼はすべての責任を
負う覚悟を持って、ある決断をする。
無情な「世界」に咲く小さき花がごとき、健気なラブストーリー。2人の世界が
「世界」を変える。わけはないだろうに信じたくなる、平埜さんと南沢さんの純真
無垢なありさま。痛ましくも心澄みました。もう一人の主役、部屋装置で圧倒。
白井演出らしく蛍光灯照明。停滞と死、ポップな冒頭から、パンキッシュな音楽と
映像で抑圧と暴力。終盤は那須佐代子・監督の女王ボイス。
「世界」に排除される犠牲者に入手杏奈。長尺のソロダンスで恐怖を狂おしく体現、
ガツンときたねこ。
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