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　ダンス現在Vol.21 上村なおか、コトバとカラダのソロダンスシリーズ第3弾

　＠国分寺　天使館(2021/03/14 1ステージ)
　全自由 前売2000円

　主催：笠井瑞丈×上村なおか
　出演：上村なおか

　2021/03/14(日)晴 7:21-8:22PM(60)正面　客席満員(35人)
　客層：2世代。女性過半数。
　客入れ：信号故障で中央線が止まり、開演を20分遅らせ。桟敷1、パイプ椅子1列で
　三方囲み。カーテンコール2回。

　企画主催の1人、上村なおかソロ。ソロ、シリーズとも初見ねこ。
　構成。オイリュトミー手法で語りながら舞う。浮遊したよに舞う、下界を見つめる
　眼差し。別れの花開き…、影を投影しながら。三味線で民謡、慟哭、仰け反り、
　歪み、伏す。七転八倒。穏やかに立ち上がり、両手ですくい取り、空けた窓外へと
　放つ。窓辺で歌う。明日のため…。背伸び。嵐の水と風音強く。流れが止まる…、
　失うことで獲得する…。明滅する明かり。彼処にあるから…。角隅へ、ラテン音楽
　壁に身を寄せ。等

　見つめ、まとい、引き受け、願う。言葉を深耕、世界を愛しながら苦しみのほどを
　汲み取り、心と血で物語るように踊る。ガラス細工でなく人間味ある、慈母のような
　ダンスに胸揺すぶられるねこ。

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