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＠東銀座 歌舞伎座(2021/03/04-29 24ステージ中6ステージ)
全指定 1等席15000円 2等席11000円 3階A席5000円 3階B席3000円
1階桟敷席16000円
第三部
一、楼門五三桐（さんもんごさんのきり）
吉右衛門：石川五右衛門
歌昇：右忠太
種之助：左忠太
幸四郎：真柴久吉
Aプロ 18ステージ
二、隅田川（すみだがわ）
玉三郎：斑女の前
鴈治郎：舟長
Bプロ 6ステージ
二、上 雪（ゆき）
下 鐘ヶ岬（かねがみさき）
〈雪〉 玉三郎：芸妓
〈鐘ヶ岬〉玉三郎：清姫
2021/03/16（火）晴 6:30-7:30PM(15/休20/13/休10/18)3F前方上手 客席3F 180人？
客層：20-30才代と中高年、3世代。女性8割。
客入れ：感染対策。サーモ検温、手指消毒、1席空け。カーテンコール1回後規制退場
楼門五三桐
お話。大泥棒と名将が南禅寺山門で対決。
聞かせる大薩摩から錦絵の絵模様といつもながらワクワク。吉右衛門・石川五右衛門
がちょっと不安。足がかりで震えが。幸四郎・真柴久吉はスッキリハンサムで安心。
雪
当月は歌舞伎舞踊ではなく地唄舞。代表的な演目とか。地唄の家元・富山清琴を
迎えて、玉三郎が舞い。イヤホンガイドが初心者にも判りやすく、細かく解説して
くれてありがたし。ただ、抒情的な地唄舞では五月蠅く感じるときも。
お話。大坂新地の芸妓、愛しい男に捨てられて出家。雪の降る夜の一人寝に、
浮世を思い出しては涙する。
とても抑制されてて、空間とも濃密、しっとりとして美しい。寂寥と孤独を忍ぶ心が
透けてみえ。すっかり引き込まれてしまったねこ。
鐘ヶ岬
焼け色の大鐘が中空、背景のしだれ桜は今回の工夫とか。玉三郎が初めて舞ったのは
14才の時とか。お話。娘道成寺の清姫をピックアップ。歌詞をそのまま使用した地唄。
娘道成寺から恋心だけを抜いた印象。ほのかに香りがするような、しっとりとした
色気、愛らしさが感じられ。引き抜きもあり、もう驚きの美しさ。拍手鳴り止まず、
カーテンコールもゆるやかに1分超。
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