[ホーム](個別ページができ次第、そちらにリンクします。）
＠下北沢 劇小劇場(2021/04/07-11 10ステージ)
全自由 前売 一般3500円 学生2500円 当日一般3500円
脚本・演出：金子鈴幸 音楽：額田大志(ヌトミック/東京塩麹)
舞台監督：ヘンミノブアキ 照明：中西美樹 音響：金田陸
当日運営：つかさ 宣伝美術：江原未来 衣装協力：庄司洋介
映像：高畑陸(シル/CHARA DE) 企画・製作：コンプソンズ
出演：
細井じゅん ：小代雄介（劇団員、映像の仕事で休団中）
石渡愛[青年団]：沢渡さくら（雄介の恋人 元映画女優）
小野カズマ ：一ノ瀬薫（インディーズ映画俳優）
金子鈴幸 ：田中太郎（劇団主宰 作演出）
金田陸 ：佐藤次郎（劇団員 音響担当 ミュージシャン）
鈴木啓佑 ：鈴木三郎（劇団員 制作担当）
東野良平[劇団「地蔵中毒」]：坂上凉太（映画監督）
星野花菜里 ：飯島三智子（雄介の担当マネージャー）
宝保里実 ：槇村マキ（田中の元恋人 フリーター）
大宮二郎 ：土居正義（フリーター 田中佐藤鈴木と同級生）
2021/04/08(木)曇 7:31-9:26PM(1'55）前方上手 客席満員(60人)
客層：20-30才代中心に2世代、男性過半数。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒、ちょっと椅子間隔開け、最前列はフェイス
シールド必着。開場時10人ほど。優先のカンフェティチケは１人。
椅子4、ベンチ1列、満席で2F席へ案内。折り込みパンフ A5 3ページ。
物販。上演台本1000円、CD1200円、Ｔシャツ、トートバッグ、ポストカードほか。
カーテンコール1回。
初見。昨年コロナ禍で中止公演のリベンジ。
舞台。上手下手に平台。周囲にとりどり丸椅子置き。中程にギター、スクリーン。
お話。雄介、さくらが目覚めてみれば、劇場舞台。家じゃない、しかも年代が違う、
でも見覚えがある人ばかり。ここはどこで、いつのことか、しっちゃかめっちゃか。
ただ、何かしたくて何をすればいいのか、わからない人だらけで。
とても面白い。溢れる演劇ラブ、止まらないロマンチシズム、もう浴びた感がして
嬉しいねこ。呆れるほどメタメタのメタフィクション劇。下北沢周辺を舞台に、
サブカルやらキャラやら、ある、あったねネタ盛り込み。時空間、死者と生者をも
越えるロマン、非現実もすっと入る演劇ならではの楽しさ。熱度をあげながら
フラットな語り口に、ほろ苦く滲む青春の名残感、途上の恋人達のかすかな甘さが
感じられて○。濃すぎず、個性とりどりで粒立ちよい役者達が楽しい。地蔵中毒・
東野さんのひときわぶりが愉快。毎回作風が違うようだけど、次回も観てみたい
ねこ。
アフタートーク 9:32-9:46PM(14)
徳永京子、金子鈴幸
徳永（そろそろ観て欲しいなと思って。感想は）凄く面白い。めちゃロマンティスト
ですよね。演劇が好き、演劇でやれることに真正面から取り組んでいて好感を
もった。最近ない作風だなと。何かを思い出すと数珠つなぎになっていく仕掛け。
起点が恋愛。始まりでも終わりでもなく、途上の恋愛が一番強くあって、
ぐっときた。そのためにこれだけのことをやるのかと、熱量が凄い。
金子（いつもは）政治ネタをいれたり、毎回変わると言われる。こんなことをやって
いてもと今回思って。ムニ、ウンゲツィーファをＪ−ＰＯＰ風にしたと言われた。
（時間が変わるとき、スティーブ・ライヒの音楽が。これは真面目かと思ったが）
音楽は額田君のオリジナル。自分が選曲するとエモすぎるので、額田君に任せた。
劇中でいっていた田中、佐藤、鈴木が同級生というのは実際そうで、同じく同級生
額田君の中学時代のバンド・ピンクエイジを再結成した。自分の体験を結構いれて
書いている。
(自分の体験と好きなものは違いますよね）今回はバランス良く。これまでは
本筋がわからなくほど好きなものをいれたことがあった。好きな曲のプレイリスト
をつくって、聞きながら台本を書いている。
（ミュージカルがかけるといいなと）出来るかな。(台詞にグルーブがあるぽい）
徳永(アドバイス）今日はお客さんが一杯入っていて、この調子で続けていけば。
（今回は転換上仕方ないけど）必要なときは美術をちゃんとしてもらえれば。
金子（プレイリストに、サマーヌード♪（真心ブラザーズ）は入ってる？）
ハイ、大好きです。
[月間一覧］