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　歌舞伎座　四月大歌舞伎 第三部「桜姫東文章 上の巻」

　＠東銀座　歌舞伎座（2021/04/03-28 24ステージ)
　全指定　1等席15000円　2等席11000円　3階A席5000円　3階B席3000円
　1階桟敷席16000円

　第三部
　桜姫東文章（さくらひめあずまぶんしょう）上の巻
　作：四世鶴屋南北　補綴：郡司正勝

　仁左衛門：清玄／釣鐘権助
　鴈治郎：入間悪五郎
　錦之助：粟津七郎
　中村福之助：奴軍助
　千之助：吉田松若
　松之助：松井源吾
　吉弥：局長浦
　歌六：役僧残月
　玉三郎：白菊丸／桜姫

　2021/04/16（金）晴 6:00-8:15PM(1'29/休15/31)3F前方上手　客席3F 180人？
　客層：20-30才代と中高年、3世代。女性7割。
　客入れ：感染対策。サーモ検温、手指消毒、ほぼ1席空け、規制退場。
　1,2Fの桟敷席はほぼ満員。3Fは後方B席に空席あり。期待度高めなせいか、客席の
　会話が多め印象、ホント控えて欲しいねこ。あと、身の乗りだしも。

　36年ぶりという人気コンビでの上演。6月に後半上演。イヤホンガイドで2人への
　インタビュー。昨年明治座の若手指導を桜姫を取り上げ、2人で行ったり、
　台詞を明瞭に覚えていたりで、時間が経った感覚はそれほどないそう。

　お話。ならず者の権助と深い仲となった桜姫。女郎にまで凋落、最後は人殺しに
　手を染めてしまう。一方、高僧の清玄も桜姫に翻弄され、凋落、最後は殺されて
　しまう。家宝紛失に関わる一連、桜姫＝白菊丸の転生とか因縁話を絡めての奇譚。
　その前半部分から。
　
　久々にみる桜姫。序幕からただならず面白い。悪い奴らが終始楽しそうなのが黒い
　快感を呼び。キレイな2人のキレイから遠い欲望の泥沼万歳模様が堪らない。
　目くるめく、江戸のカオス演劇を堪能するねこ。 →下の巻

　
　復刻版ポスター

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