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＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場（2021/06/25-27 ステージ）
全自由 一般前売3000円 当日3500円 U-22前売1500円 当日2000円
＠三重 津あけぼの座 6/11-13
＠京都 THEATRE E9 KYOTO 7/2-4
脚本：永山智行[劇団こふく劇場] 演出：山口浩章
照明：渡川知彦、井村奈美 音響・舞台美術：有限会社現場サイド
舞台監督：山中秀一（有限会社現場サイド）
宣伝美術：橋本純司（橋本デザイン室）
企画・制作：油田晃（特定非営利活動法人パフォーミングアーツネットワークみえ）
出演：
二口大学：穂村堅蔵
広田ゆうみ：和田房子ほか
2021/06/25（金）曇 7:06-8:25PM（1'19)中段上手 客席満員(40人)
客層：2世代、ベテラン男性多め。
客入れ：開場時10数人。感染対策。検温、手指消毒、一方通行導線、椅子の間隔
空け。千鳥配置6列。当日パンフ A5 3ページ。物販なし。開演前に演出から飼い猫の
ことと諸注意前説。カーテンコール2回。
2007年結成の京都の劇団、初アゴラとか。
舞台。衣装、美術ぜんぶ真っ白。中央に3畳のデッキスペース。傾いだちゃぶ台上
には砂丘。
お話。焼け跡で見かけた大学ノートには消えてしまった猫を探す男の日記。いつしか
50年前の男を模倣する主人公。すると、自身が消失した人とゆかりの人が現れる
ようになって。
内田百閒「ノラや」をベースにしたとか、なるほろねこ。侘しさ、喪失と悔恨の念を
日常ファンタジーのドタバタの内に軽やかにつづる。死者とともにある生きること、
愛着を感じさせる音楽使い等も永山さんの本らしい。性愛には、人生引きこもりな
主人公のエピソードには艶っぽさとペーソスあり。10年位ぶりに観る、広田さん。
剛柔演じわけるミラクルな声質で魅了。
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