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＠下北沢 駅前劇場(2021/06/26-07/04 12ステージ)
全指定 前売5000円 当日6000円
作・演出：岩崎う大 舞台監督:大村篤、成田隆弘 音響：日影可奈子、吉村日奈子、
佐藤こうじ 照明:玉井克典 舞台美術:長田佳代子 宣伝美術:はらだなおこ
撮影・編集:杣俊輔 音楽：HONEBONE 演出助手:山田真実 票券:大橋さつき
主催:劇団かもめんたる、サンミュージックプロダクション
出演：
犬山イヌコ[ナイロン100℃]]：コズエ（ホームレス）、マリン
槙尾ユウスケ[かもめんたる]：魔太郎（
石井亜早実：レイラ、須藤
土屋翔[劇団かもめんたる]：宇宙人、ボンボン
長田奈麻[ナイロン 100℃／劇団かもめんたる]：白川優子、ママ
佐藤銀平[サスペンデッズ／東京No.1親子]：大河内
もりももこ[劇団かもめんたる]：遠藤エミ(小説家）
小椋大輔[劇団かもめんたる]：加藤コウマ（白川優子の秘書）、石野
岩崎う大[かもめんたる］：中野修吾（阿呆と呼ばれる人）
2021/07/01(木)曇 1:07-2:45PM(1'35)前方下手 客席ほぼ満員（100人）
客層：20-30才代中心、男女半々。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒、セルフもぎり。舞台と間隔をあけて7列。
3列目から段差、千鳥配置。当日パンフ A5 2ページ。次回公演、来年1月＠座高円寺
カーテンコール1回、グッズ紹介後規制退場。
舞台。ミントブルーに泡の壁は亀甲型の骨が連なり。下手、一段上がり。内が赤い
箱椅子が点在。
お話。金持ちの自伝ライターに嫌気がさしかけていた遠藤エミは、ふとしたことから
ホームレスの老婆と言葉を交わすようになる。彼女の語る半生は、すごく可哀想
だったり、おかしみがあったり、美しくもあったりして。
シニカルな笑い、人間愛、あと変態、ミックス加減が奇妙で面白い、岩崎う大作品
だけど、今回はぐっとくる人情劇が前面。未来で宇宙コロニー設定だけど、不遇の
中、人に優しく柔軟で逞しく生きた人達の現在と繋がる物語とし。老／若演じ分けが
以前変わらず見事な犬山イヌコを始め、全員野球ないいアンサンブルで応え。
エッジが効いた面白い台詞は健在だけど、さらに暖かみをあって泣かせもし。
岩崎う大が変態味で水をさすのだけど、結果いいさじ加減となってて○。幕切れは
さらにそう、ちゃらんぽらんなタイトルに得心するねこ。
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