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　Kawai Project「ウィルを待ちながら〜インターナショナル・ヴァージョン」

　＠駒場東大前　こまばアゴラ劇場（2021/07/02-11 10ステージ）
　全自由　前売一般4000円　U-25 2500円　高校生以下1000円　当日4500円

　作・演出：河合祥一郎　照明：富山貴之　音響：星野大輔　舞台監督：小田史一
　演出部：今井聡　企画制作：Kawai Project /（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
　主催：（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
　出演：
　田代隆秀
　高山春夫
　
　声の出演：野村玲子

　2021/07/05（月）曇　6:30-7:55PM（1'25）中段上手　客席8割（30人）
　客層：3世代、先生と教え子？。ベテラン半数。男女半々。
　客入れ：感染対策。検温、手指消毒、セルフもぎり。間隔を置いて、6列。最後尾は
　予備かな。当日パンフなし。ロビーに不要チラシボックスあり。カーテンコール2回。

　丁度3年前に初演。改訂再演。
　舞台。3方、ＲＳＣのポスターが傾いでかけられ。バルコニーを始め、書籍がそち
　こち。上手に車椅子、下手床にドクロ。その上には字幕モニタ。劇中の台詞、
　日本語訳と出展を表示。
　お話。リアル・ベテラン俳優達、思い出話に花が咲き、シェイクスピア台詞で交わし
　合い。老いてなお盛んと言いたいところだが、心に影はよぎる。メメントモリ。
　
　再演はよりリズミカルに仕立てて上々の首尾。タイトル通り、英和のバイリンガル。
　アクロバットな掛け合いはもう職人技。知的で洒脱。英語台詞の音楽的な響きも今回
　味わえて、得した気分。2人の個性といい声、愛嬌ある演技もまた素敵。死生観を
　いろんな演技体で全編で現し。深い余韻を残すラストだけど、ここで終わって欲しく
　ないは正直な気持ちねこ。3演を早くも希望。

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