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 KAAT キッズ・プログラム 2021「ククノチ テクテク マナツノ ボウケン」

 @横浜 KAAT神奈川芸術劇場大スタジオ(2021/7/12-19 9ステージ)
 全指定 おとな3500円 こども(4歳〜高校生)1000円

 振付・演出:北村明子 美術:大小島真木 音楽:横山裕章
 照明:田政義 音響:星野大輔 衣裳:池田木綿子 演出助手:福岡聡
 舞台監督:川口眞人 チラシ表面ビジュアル作品「Memento-Mori /メメント・モリ」
 の部分より(作:大小島真木)宣伝美術:吉岡秀典
 企画製作・主催:KAAT神奈川芸術劇場 後援:神奈川県教育委員会、
 横浜市教育委員会
 出演:
 岡村樹
 黒須育海[ブッシュマン/コンドルズ]

 柴一平[OrganWorks]
 永井直也

 清家悠圭
 井田亜彩実

 2021/07/17(土)晴 11:03-12:14PM(70)上手中段 客席8割(100人?)
 客層:子供3割、ほとんど親子連れ。
 客入れ:感染対策。足マット、検温、手指消毒。劇中一緒に踊るシーンで使う、
 お面の加工を1Fアトリウムで開催。公演に関係なく参加可能。A列最前。子供達が
 前方席と言うわけではなし。開演5分前から一緒に踊るシーンの稽古、ABCの
 3パートでそれなり内容の振付、座ったままで手振りと足踏みで踊るもの。
 4,5回したけど覚えられないねこは見よう見まねで。当日パンフ オールカラー
 6ページ。ダンサーの写真と役柄名がほしかったねこ。物販。布バック。
 カーテンコール3回、規制退場なし。

 北村明子 初のキッズプログラム。
 舞台。手、耳、胸骨、心臓、眼球ら石膏オブジェ点在。床に白墨画の道筋。
 お話。夏休みの公園、少年は友達、精霊達に出会う。共に向かうのは森、そこで
 自然と一体となったおばあちゃんと再会。精霊達の儀式に参加することに。

 お盆の季節にちなんでか、メメントモリ、死生観や、自分もまた自然の一部で
 あることをダンス、身をもって体感することが盛り込まれ。出会いと交流は
 コンタクトダンス。葬送の儀式はアニメ、実写、大小島真木さんの神秘的な
 グラフィックをスクリーンや臓器オブジェに投影。一部子供は恐いと泣いて
 いたけど、集中して見ている子がほとんど。身体とモノ、会話するような動き、
 音響、照明でのその世界への没入感上々。高揚感と好奇心をもって、不思議へ
 誘われる感触=冒険の気分を味わうことができ。

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