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＠日本大通り KAAT神奈川芸術劇場 ホール(2021/09/04-20 15ステージ)
全指定 S席9500円 A席6000円 A席（平日夜割引）3000円（9，16日のみ)
U24チケット4750円 高校生以下1000円 シルバー割引(満65歳以上)9000円
＠小倉 北九州芸術劇場 中劇場 9/25-26 3ステージ
＠豊橋 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール 10/1-3 3ステージ
＠枚方 枚方市総合文化芸術センター 関西医大 大ホール 10/13 1ステージ
＠松本 まつもと市民芸術館 主ホール 10/16 1ステージ
作：秋元松代 演出：長塚圭史[阿佐ヶ谷スパイダース] 音楽：スチャダラパー
美術：石原敬 照明：齋藤茂男 音響：武田安記 衣裳：宮本宣子
ヘアメイク：赤松絵利 振付：平原慎太郎 所作指導：花柳寿楽
音楽アドバイザー： 友吉鶴心 演出助手：大澤遊 舞台監督：横澤紅太郎
企画製作・主催：KAAT神奈川芸術劇場
出演：
田中哲司：亀屋忠兵衛(飛脚宿-亀屋の養子)
笹本玲奈：遊女梅川
松田龍平：傘屋与兵衛(古道具屋・傘屋の婿養子)
石橋静河：与兵衛の妻・お亀 (傘屋の一人娘、与兵衛の妻)
石倉三郎：丹波屋八右衛門 (忠兵衛の飛脚屋仲間)
朝海ひかる：お亀の母・お今、ほか
綾田俊樹[東京乾電池] ：亀屋後家妙閑、傘屋長兵衛、ほか
山口雅義 ：槌屋平三郎、ほか
章平 ：亀屋番頭伊兵衛、ほか
辻本耕志[フラミンゴ] ：太鼓持弥七、お綱、ほか
益山寛司[子供鉅人] ：九重太夫、亀屋若手代、ほか
松田洋治 ：お大尽、青手代、亀屋取引先の番頭、ほか
石橋亜希子：越後屋女主人お清、ほか
清水葉月 ：遊女白菊、遊女土佐、お鶴、ほか
青山美郷 ：遊女遠州、お光、ほか
延増静美 ：遊女鳴戸瀬、ほか
蔵下穂波 ：遊女千代歳、ほか
藤野蒼生［子役Wキャスト・福長里恩］：禿、傘屋丁稚長松、おちょぼ
藤戸野絵 ：禿、久作、おちょぼ
2021/09/11(土)晴 1:02-3:19PM(2'15)1F前方下手 客席8割？(500人？)
客層：3世代。学生、20-30才代とベテランの三等分。女性8割。
客入れ：感染対策。足マット、検温、手指消毒。前方は1席空けなし。当日パンフ
なし。チラシ結構、袋入り。不要置き場不明。物販。パンフ A5？1200円。
カーテンコール2回後規制退場。 半券提示で「志村信裕 遊動」展＠中スタジオが
無料観覧可能。終演後の足で観てきたねこ。
舞台。アンバー色の柔らかい一面。八百屋舞台、両壁、天井とも奥にしぼんで
パース。調度や背景はつど持ちこみ式。終盤に仕掛けあり。
お話。近松門左衛門「冥途の飛脚」をベース。飛脚宿の養子・忠兵衛と遊女梅川の
思いこんだら命がけカップル。忠兵衛・幼友達の与兵衛と恋に恋しがちな妻お亀の
カップル。死に急ぐ若者達の物語。
正調でバランスよく、心沁みるニューマンドラマ。穏やかな陰影をつくる照明と
物語るミザンスであんばいよく絵つくり。ＳＤＰ参入は冒頭モブとラストだけで、
ドラマを賑やかすまではせず。ダメ男2態のキャラがそれぞれ違っていい。
松田龍平のぼっさり萌えの魅力をよく活かし。カップル2態は演出も異なり面白い。
石橋静河が一段と輝いていて素敵。アンサンブルとも適材適所。大人達の厚情が
暖かく、また切なくもあり。
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