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 コトリ会議「スーパーポチ」

 @駒場東大前 こまばアゴラ劇場(2021/09/23-27 9ステージ)
 全自由 一般3000円 18歳以下500円 遠方割700円
  @神戸 ArtTheater dB KOBE 8/9-15 8ステージ

 作・演出:山本正典 舞台監督:柴田頼克(かすがい創造庫)<神戸公演>
 中西隆雄<東京公演> 音響:佐藤武紀 照明:石田光羽 舞台美術:竹腰かなこ
 衣装:安達綾子(壱劇屋) 小道具:伊達江李華(小骨座)
 宣伝美術:小泉しゅん(Awesome Balance) 制作:若旦那家康
 企画制作:コトリ会議 主催:コトリ会議
 提携:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
 助成:日本芸術文化振興基金、アサヒグループ 公益財団法人アサヒグループ
 芸術文化財団
 出演:
 三ヶ日晩;山本董(やまもとすみれ)
 山本正典:山本洋(やまもとひろし 董の兄)
 花屋敷鴨:山本直生(やまもとなおい 洋の妻)
 原竹志 :堂下先生(どうしたせんせい 小学生時代の董担当)
 まえかつと:大正寺登(だいしょうじのぼり 董の同棲 劇団員)
 吉田凪詐:スーパーポチ(山本家の亡き飼い犬)

 2021/09/26(日)曇 11:33-12:47PM(1'15) 前方下手 客席満員(35人)
 客層:20-30才代中心。男女半々。
 客入れ:感染対策。検温、手指消毒。雛壇に4列。当日パンフ A4 1枚。
 物販。台本 1000円 メガネ拭き500円ほか。カーテンコール1回後規制退場。

 舞台。勝手口とダイニング。上部をカットしてシースルー。手前小庭、ドア脇に
 白い花、上手に犬小屋。
 お話。飼い犬の凶報に突然重大決意をする山本董。同棲彼氏の制止を聞かずに帰省。
 そこで待っていた兄夫婦から思いもかけないことを告げられる。

 家が遠い、寄る辺ない人達をエロスと死の微香とも描く。ここで家とは家族、
 飼い犬のこと。変容する身体ら奇想が抑圧した心理を良く映し。いつも夜の世界で
 家との距離感をより増し。陰影ある照明がそんな空間をよく創ってて素敵。
 スーパーポチが頼りにしたい、家にしたくなるねこ。兄役が作・演出の山本さん。
 ほの色気もあるさびしんぼうぶりがいい。

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