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 歌舞伎座 吉例顔見世大歌舞伎 第三部「花競忠臣顔見勢」

 @東銀座 歌舞伎座(2021/11/01-26 24ステージ)
 全指定 1等席15000円 2等席11000円 3階A席5000円 3階B席3000円
 1階桟敷席16000円

 第三部
 花競忠臣顔見勢(はなくらべぎしのかおみせ)
 作:河竹黙阿弥、渡辺霞亭 補綴:戸部和久 構成・演出:石川耕士
 演出:市川猿之助
 
 序幕 
 第一場 鶴ヶ岡八幡社頭の場
 第二場 桃井館奥書院の場
 第三場 稲瀬川々端の場
 第四場 芸州侯下屋敷の場
 第五場 同 門外の場
 大詰
 第一場 槌谷邸奥座敷の場
 第二場 高家奥庭泉水の場
 第三場 元の槌谷邸の場
 第四場 花水橋引揚げの場

 尾上右近:顔世御前後に葉泉院/大鷲文吾
 歌之助 :河瀬六弥
 笑也  :源蔵姉おさみ
 猿之助 :高師直/戸田の局/河雲松柳亭
 猿弥  :晋其角
 歌昇  :大星由良之助
 錦吾  :井浪伴左衛門
 幸四郎 :桃井若狭之助/清水大学
 新悟  :足利直義/お園
 宗之助 :寺岡平右衛門
 鷹之資 :大星力弥
 隼人  :塩冶判官/槌谷主税
 廣太郎 :龍田新左衛門
 中村福之助:赤垣源蔵
 米吉  :小浪

 2021/11/23(水祝)晴 6:00-8:20PM(内訳下記)3階前方上手 客席3階150人ほど
 客層:3世代、女性8割。
 客入れ:感染対策。セルフもぎり、検温、手指消毒。1席空け50%継続中。
 物販。筋書1300円。

 1987年上演の「二十四時忠臣蔵」をベース(のベースは河竹黙阿弥「四十七刻
 忠箭計」とイヤホンガイド)、短尺に再構成した今回。
 お話。大星由良之助と葉泉院の心理劇を中心とした前半。吉良邸隣家・槌谷主税の
 物語となる後半。
 
 赤穂事件に関わる人々の群像劇。事件そのものを描かず、人間ドラマを浮かばせる
 妙、名場面をピックアップ。居所替わり、展開がとてもスピーディ。若手中心の
 座組が新鮮。地味だけど重すぎず、飾らない大星由良之助・歌昇に好感。
 企画主導2人、幸四郎は立ち回りでも活躍、猿之助は病み上がりのせいか、アクの
 濃い役と、最後は蛇足かな?役でちょっと登場。

 花競忠臣顔見勢 序幕 6:00−7:22
  幕間20分
 花競忠臣顔見勢 大詰 7:42−8:20

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