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＠中野テルプシコール（2021/12/10-12 4ステージ）
全自由 前売3500円 学生 2500円 当日4000円 学生 3000円
構成・演出・振付：笠井瑞丈 振付助手：青沼沙季
舞台監督：浅見裕子 照明：足立恒（インプレッション）音響：曽我傑
宣伝美術：NU 主催；笠井瑞丈×上村なおか 助成：芸術文化振興基金
出演：笠井瑞丈 伊藤キム 上村なおか 小暮香帆
2021/12/10（金）晴 7:08-8:12PM（64）前方下手 客席満員（45人）
客層：2世代、女性過半数。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒。靴を脱いで入場。開場時5，6人、間際に満員。
雛壇に座布団桟敷5列、奥詰め誘導あり。当日パンフ A5 3ページ。カーテンコール2回
構成。・客席前居ならび。4人4色、キム・緑 上村・赤 小暮・黄、笠井丈・紫ベース
で混色。モーツアルト、4人で交響。弾ける、または引き受けるような動き。
時折、麻痺がさす。横照明やスポットでの陰影が劇的印象。組み替えながらデュオ。
・無音。小暮、壁に映る影もつれてソロ。
・客席前に4人に立って、凝視またはおののき。散開してくねくねし。
・小暮、爆発的なソロ。キム、上村が這い出てきて団子になる。小暮も加わる。
・ハイウェイ・スター♪。笠井、躍動的なソロ。明滅する赤照明。団子の3人が
加わり。
・ほどけて4人、スローダンス。バッハ、平均律？。4人歩行しながら。それぞれ
ブレス〜発話になっていく。舞台中央から上手暗所に3人、下手明所明るく、
上村ソロ。発話、やがて麻痺。機械的な動き。
・サンバリズムのテクノ。くねくねし。躍動する小暮に、年長3人が一団になって
向かっていく。小暮がそれぞれデュオ大会。4人のソロ。ぐるっと回って盆踊りの体。
・キムソロ。発話しながら長尺の踊り。未来とこれまで。未来はあっさり、過去は
どっさり等。笠井が遠くから近づいてデュオ、ユニゾン。笠井（だったか）と
3人の形で。
笠井瑞丈の躍動的な振付、劇的な変化のある構成が行き渡り。その上にそれぞれの
濃い個性とできるダンスが存分に活かされて立った印象。全員野球であり、スター
プレイヤーの活躍も観られて大満足ねこ。とりわけて小暮さんは、トップギアが何段
あるんだというもの凄さ、演出上もそれを承知のもの。ラストのキムさんソロは、
「輝く未来」な過去とこれから、そして叡さんの舞台も重なり。それまでからと違い
脱力したムードで面白くも、ちょっと感慨深くみるねこ。
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