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＠吉祥寺シアター（2022/01/16-23 11ステージ）
全指定 一般6800円 学生3500円
作：アーサー・ミラー 翻訳：髙田曜子 演出：桐山知也
美術：堀尾幸男 照明：齋藤茂男 衣装：加納豊美 音響：稲住祐平
舞台監督：山口英峰 宣伝美術：陣内昭子 企画制作：劇壇ガルバ
出演：
大石継太：ウオルター(兄 医師）
高田聖子：エスター(ヴィクターの妻）
堀文明 ：ヴィクター（弟 警察官）
山崎一 ：ソロモン（古物商）
2022/01/16（日）晴 6:31-9:01PM（60/休15/74）中段中央 客席ほぼ満員（160人）
客層：2世代、ベテラン、夫婦連れが目立ち。男女半々。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒、セルフもぎり。ロビーに舞台にちなんだ
ペイント画展示。最前B列。当日パンフ A4 1枚。物販。パンフ 1200円 トートバッグ、
Tシャツ。カーテンコール2回後規制退場。
舞台。島舞台、上手階段。ビニールで覆われた床、調度類。壁は半透過で家具類が
点線で描かれ。
お話。破産し癈人同様になった父を介護してきた弟。家をでて外科医として大成した
兄。遺産処分のため、古物商を呼んだその日、突然兄が現れ、10数年ぶりに兄弟は
再会する。思い出の品々、出来事が弟の怒りをかき立てて…。
人生なにが勝ちで負けか、その代償を巡る、どっぷり濃密な会話劇。意外な真相が
あらわれるという、追い打ち付き。できる役者揃いで見応えあり、だけど余白な
箸休めもほしいよねなところ。そこら、山崎一がとぼけた味わいと人情味を添える
いい仕事をし。演出は、不在の父の存在を不動の椅子や半透過の家具絵の重なりで
見せたり、父を巡る高まりで家が生きているような呼吸音を添えたり。バックグラ
ウンドの工夫に独特感あり。
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