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＠東銀座 歌舞伎座(2022/03/03-28 24ステージ)休演10，22
全指定 1等席16000円 2等席12000円 3階A席5500円 3階B席3500円
1階桟敷席17000円
第二部
一、天衣紛上野初花 河内山（こうちやま）質見世より玄関先まで
作:河竹黙阿弥
歌六（仁左衛門休演・配役替）：河内山宗俊
鴈治郎：松江出雲守
高麗蔵：宮崎数馬
千之助：腰元浪路
松之助：番頭伝右衛門
吉之丞：北村大膳
宗之助：米村伴吾
亀鶴 ：黒沢要
片岡孝志（亀蔵配役替）：大橋伊織
権十郎：和泉屋清兵衛
秀調 ：後家おまき
亀蔵（歌六配役替）：高木小左衛門
二、芝浜革財布（しばはまのかわざいふ）
菊五郎：魚屋政五郎
時蔵：政五郎女房おたつ
権十郎：左官梅吉
彦三郎：錺屋金太
寺嶋眞秀：丁稚長吉
橘太郎：桶屋吉五郎
荒五郎(市川團蔵休演・配役替）：大家長兵衛
東蔵：金貸おかね
左團次：大工勘太郎
2022/03/15(火)晴 2:40-5:34PM(内訳下記)3階前方上手 客席 3F 150人位
客層：2世代、女性7割。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒、セルフもぎり。物販。筋書 B5 1300円。
終演後規制退場。
・天衣紛上野初花 河内山
お話。出雲守は腰元浪路を妾にしようとご乱行。さすがに諫める家臣達。そこに
御数寄屋坊主の河内山登場。強請にいった質屋で相談を受けた、くだんの娘の
ピンチを救いに来たのだ。今回は前段の質見世を上演、話が分かりやすく、河内山の
変身ぶりも楽しめ。
仁左衛門休演は淋しいけど、大事に到る前なら一安心。代演歌六が吉右衛門系譜と
いうか、通る声と言い回しで江戸の風を吹かせてくれる好演。幕切れ啖呵に胸が
すっとするねこ。
・芝浜革財布
お話。酒好きで怠け癖のある魚屋政五郎。間違いで早出をした芝浜で、大金入りの
革財布を拾い。さっそく仲間を呼んで大酒盛り。目が覚め、財布を預けた女房おたつ
に聞くと、知らぬ、夢でも見たのだろうと取り合わない。女房の意見に一念発起、
断酒した政五郎は生まれ変わって働き者に。それから三年が経って…。
2部は続けての世話物。表裏がなく心のままに、でも一本通った気骨ある、菊五郎・
魚屋政五郎。お父さん世代ならでわの滲み出る味わいの良さ、愛嬌ある役者ぶりの
素敵。コンビの時蔵・女房おたつのカチッとできた、理解ある伴侶ぶりもいい。
随所に歌舞伎ならではの洒落や遊びをいれ、幕切れは明るく賑やかと良い気持ちなる
ねこ。
第一部
三代猿之助四十八撰の内新・三国志 関羽篇 第一幕 11：00−12：10
幕間30分
第二幕 12：40−1：40
第二部
天衣紛上野初花 河内山 2：40−4：10
幕間20分
芝浜革財布 4：30−5：34
第三部
信州川中島合戦 輝虎配膳 6：30−7：14
幕間30分
増補双級巴 石川五右衛門 7：44−8：58