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＠日本大通り KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ（2022/05/26-29 6ステージ）
全自由 一般 前売4000円 当日4500円 学生 前売3500円 当日4000円
振付・構成・演出：下島礼紗
音響：許斐 祐 照明：金 英秀 舞台監督：齋藤亮介 宣伝美術：関川航平
制作：林 慶一 制作補佐：末次杏子（ケダゴロ）、天満星南（ケダゴロ）
出演：
伊藤勇太、木頃あかね、小泉沙織、中澤亜紀、下島礼紗（以上、ケダゴロ）
内堀愛菜、小野涼平、鹿野祥平[劇団東京乾電池]、菊永沙紀
岸本茉夕、 白倉絵蓮、田村真帆、沼田駿也、水澤茜嶺
2022/05/27(土)晴 2:04-3:00PM(56)上手中段 客席ほぼ満員（150人）
客層:3世代、女性過半数。
客入れ:感染対策。手指消毒、検温。開場時30人ほど。当日パンフ A5 3ページ。
物販。Ｔシャツ3500円、１点物15000円、ステッカー100円ほか。カーテンコール2回
後規制退場。観劇前後は、館内全域を使ったドラマ・インステレーション 山本卓卓
『オブジェクト・ストーリー』（〜6/5)が楽しめ。29点の最後まで機知に富んでて○。
韓国で起きた「セウォル号事件」を題材にした今回。
舞台。下手奥、平台を積んだオレンジのアーチ橋、開場時から両端にダンサー達が
板付き。大型拡声器4が中央に吊られ。
構成。軽快なK-POP♪でモブダンス。外乱。呼吸、足下に苦難が襲う中、果敢に
パフォーマンス継続。たびたび流れる声「カマニイッソ（静かに。動くな。）」が
鬼のよう。
作品として昇華しえないものをどう現すかの強烈な応え。困難に立ち向かい続ける、
せざるを得ないの連綿。ダンサー修業にしても過酷だろうに、美化や哀感で装わない
直向きな姿がガツンとくるねこ。機械的な「カマニイッソ」は醜い世界の象徴のよう
やるせなさひとしお。