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＠東銀座 歌舞伎座(2022/07/04-29 24ステージ)休演11，20
全指定 1等席16000円 2等席12000円 3階A席5500円 3階B席3500円
1階桟敷席17000円
原作：宮崎駿「風の谷のナウシカ」徳間書店刊）脚本：丹羽圭子、戸部和久
演出：G2、尾上菊之助 演出・振付：尾上菊之丞 協力：スタジオジブリ
風の谷のナウシカ（かぜのたにのなうしか）上の巻 白き魔女の戦記
菊之助：クシャナ
米吉：ナウシカ
尾上右近：アスベル／口上
莟玉：ケチャ
丑之助：幼き王蟲の精
寺嶋知世：幼きナウシカ
吉太朗：ラステル
吉之丞：クロトワ
橘太郎：ミト
吉弥：トルメキアの王妃
権十郎：ジル
萬次郎：城ババ
錦之助：チャルカ
彌十郎：ユパ
又五郎：マニ族僧正
2022/07/05(火)曇 6:30-9:08PM(82/休30/46)3階上手前方 客席3F 200人
客層：3世代女性中心。
客入れ：感染対策。セルフもぎり、検温、手指消毒。物販。筋書1300円 グッズは
未確認。カーテンコールなし。
2019年 年末初演＠新橋演舞場。昼夜通し狂言は江戸時代以来だったとのこと。
今回ナウシカと合わせ鏡な、もう一人の主役クシャナに焦点を当てたとか。
お話。終末戦争後の世界。汚染された地は巨大な蟲、有毒な瘴気を発する菌類の森
腐海と化し、生存可能な場所を巡り、2大大国トルメキア王国と土鬼（ドルク）の
争いが絶えない。辺境の国すむ族長の娘ナウシカは盟約により出陣、愚かな戦争を
目撃、不遇のトルメキア皇女クシャナと出会い、争いの渦中で生きる道を見いだして
ゆく。
通常歌舞伎倍速の展開と仕掛け、作り手の熱気を感じる舞台が楽しいところ。
歌舞伎ならでわ工夫では、キャラ毎の音曲付けとか、幼き王蟲と心通わせる場面を
舞踊劇仕立てにするとか、想の広げ方が好き。
初演で、クシャナその人と観客を虜にした七之助から、座長の貫録・カリスマ感が
ある菊之助へと。歌舞伎役者の距離感をもって演じてて、血圧や動悸が高まらず
安心。ナウシカ・米吉がマシュマロみたいほんわかして愛らしくも、声は凛として
清々しい。菊之助クシャナの偉丈夫な様に対して、一層純朴な女子然と見え、戦いで
汚れても前に進んでいく姿にはジンとするねこ。
第一部
三代猿之助四十八撰の内 當世流小栗判官 序幕・二幕目 11：00−12：17
幕間30分
三代猿之助四十八撰の内 當世流小栗判官 大詰 12：47−1：45
第二部
夏祭浪花鑑 2：40−4：40
幕間20分
新歌舞伎十八番の内 雪月花三景 仲国 5：00−5：38
第三部
風の谷のナウシカ 序幕 6：30−7：52
幕間30分
風の谷のナウシカ 大詰 8：22−9：08