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　コトリ会議「全部あったかいものは」

　＠駒場東大前　こまばアゴラ劇場（2022/09/14-21 10ステージ）
　全自由　一般3000円　学生1000円　遠方割700円
　　＠豊岡　江原河畔劇場　10/7-9 5ステージ

　作：山本正典　演出：山本正典とコトリ会議
　演出助手：吉田凪詐　舞台監督：柴田頼克（かすがい創造庫）　音響：佐藤武紀
　照明：石田光羽　舞台美術：竹腰かなこ　衣装：木場絵理香
　小道具：伊達江李華（小骨座）宣伝美術：小泉しゅん（Awesome balance）
　記録映像：埜本幸良　記録写真：河西沙織（壱劇屋）
　制作：若旦那家康　助成：日本芸術文化振興基金
　提携：（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
　出演：
　原竹志　　：米原幸雄（プロパー）
　川端真奈　：夏子（幸雄の恋人）
　大石丈太郎：栗鼠塚邦太郎（派遣労働者）
　花屋敷鴨　：栗鼠塚香奈実（邦太郎の妻、プロパー）
　山本正典　：田中勝也（派遣労働者、休憩室常駐）
　三ヶ日晩　：女

　2022/9/15(木)晴　7:33-8:58PM(1'25)最前方　客席6割（20人）
　客層:2世代。男性過半数。
　客入れ:感染対策。検温、手指消毒。開場時数人。椅子3,4列。当日パンフ A5 3ページ。
　物販。上演台本。カーテンコール1回。

　舞台。工場休憩室。一段高い8畳木賃部屋、下手側にエンジ壁、サッシ窓。
　小テーブル、小棚、毛布。
　お話。深夜の清涼飲料水工場で事故停止。何者か悪戯した模様。所在なく休憩室に
　派遣とプロパー正社員。犯人の決めつけ、脅迫観念、浮かぶ男女関係と見えざる
　ものが出たり入ったり。

　「こんな夢をみた」の錯綜、コトリ会議という名の不思議で怖い絵面をみた！な印象。
　過剰、寡黙、中庸とキャラも凸凹喜劇的。一時期の聞き取れない作風から変化。
　ミステリアスな様相を呈して、夢か現か判らない有り様となり。予想つかず、
　面白いところ。取りわけ、山本正典さん演じる田中が得体知られず、楽しませて
　くれ。

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