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＠東銀座 歌舞伎座(2023/06/03-25 21ステージ)休演12、19
全指定 1等席18000円 2等席14000円 3階A席6000円 3階B席4000円
1階桟敷席20000円
義経千本桜（よしつねせんぼんざくら）
作：竹田出雲、三好松洛、並木千柳
木の実 小金吾討死 すし屋
川連法眼館
〈木の実・小金吾討死・すし屋〉
仁左衛門：いがみの権太
錦之助：弥助実は三位中将維盛
孝太郎：若葉の内侍
壱太郎：お里
千之助：主馬小金吾
種太郎：六代君
秀乃介：権太伜善太郎
梅花：弥左衛門女房お米
松之助：猪熊大之進
吉弥：権太女房小せん
彌十郎：梶原平三景時
歌六：鮓屋弥左衛門
〈川連法眼館〉
松緑：佐藤忠信／忠信実は源九郎狐
時蔵：源義経
坂東亀蔵：駿河次郎
左近：亀井六郎
門之助：飛鳥
東蔵：川連法眼
魁春：静御前
2023/06/20(火)曇 4:00-8:35PM(内訳下記)三階上手前方 客席三階450人
客層：2世代女性8割。海外の方先月より増え。
客入れ:感染対策。検温なし手指消毒任意。三階の前方はほぼ満員。一幕見の指定は
結構空席あり。筋書1300円。
・木の実・小金吾討死
お話。若侍・小金吾は平維盛の妻子を連れて主君探索中。運悪く、ならず者の権太に
金を強請られたあげく、討ち死。
小悪党、しかし子煩悩、優しく甘い野暮ったさが魅力の仁左衛門・権太。
千之助・小金吾、瑞々しい、悲しい表情がいい。
・すし屋
お話。ヤクザ者の権太。親が匿う平家の公達維盛を源氏へ売り渡す。権太は善心へ
帰っての企みであったが、そうと知らぬ父親に刺されてしまう。
格好良さより人情味な上方系のすし屋。役者さん、みんな素敵。錦之助・弥助実は
維盛、裏表演じ分け、さりげなく上手し。政治と家族の悲劇の狭間に立ち、静かに
祈るような、幕切れの佇まいがいい。
・川連法眼館の場
お話。義経の隠れ家。なんと家来・忠信が二人！？。果たして、後から現れた忠信は
静がもつ鼓に張られた狐の子。親を慕う心に感じいった義経は、鼓を忠信に与えるの
だった。
音羽屋の四の切、二人の忠信演じ分けきっちり。狐忠信が可愛げ＜人外の奇妙さ、
メイクの造作のせい？。松緑・源九郎狐、身体性の良さは流石、アクロバティックな
出捌けも安心して見られ。
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