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＠小竹向原 アトリエ春風舎(2023/08/03-6 5ステージ)
全自由 前売3500円 当日4500円 特典付8000円
戯曲・演出：山内晶 振付・演出：Von・noズ 演出助手：三浦雨林（隣屋）
舞台監督：鐘築隼 美術：渡邊織音(グループ・野原)
音響・照明：櫻内憧海（お布団） 映像美術：柳生二千翔
宣伝美術：はぎわら水雨子[食む派] 制作：伊集院もと子、河野遥[ヌトミック]
主催：キリグス
出演
久保佳絵[Von・noズ]：藤原原樹（神隠しにあい生還、浦島太郎状態。）
上村有紀[Von・noズ]：鈴木柑子（藤原原の旧家・現住人）
洪雄大[中野成樹＋フランケンズ]
原田つむぎ[東京デスロック／ヌトミック]
日高ボブ美
2023/08/03(木)猛暑 7:04-8:40PM(1'35)前方下手 客席満員(40人)
客層：20-30才代中心に2世代、男女半々。
客入れ：感染対策、特段無し。桟敷1、雛壇にクッション追加椅子4列。当日パンフ
A5 3ページ。次回公演。2024年希望。物販。今回上演台本1000円ほか。
カーテンコール1回。終演後面談可能。
4年振りの公演とか。
舞台。なんちゃって民族博物館、壁に段ボールのお面5*2、天井からアジアな提灯5。
ローテーブルとか。床の真ん中に緑のラグ。背景壁はスクリーン、引き戸開閉出来。
お話。限界集落もいまやインバウンド移住、観光で賑わう別荘地。そこに地中から
現れた・神隠しから生還した女が突然現れ、ここは自分の家だと声高。現住人は目を
白黒も、やがて親しみ。そんな頃に奴が現れて。
盛り沢山で面白い。失われる人、事、文化を、伝奇ミステリー発でコメディ、中盤
からはサイバーパンクＳＦ趣向を入れながら描き。主人公2人に加え、超ベテラン
な奴をまじえての交流、共闘や、祭りとその起源に及ぶ展開あり（お盆な今に相応
しい）。欲張りだけど、物語とその芯は一本きちんとあって、好感が持てたねこ。
積極的な映像使いも同様。アーティスティックでスパイシーなので飽かず楽しめ。
主役・Von・noズの2人が奮闘、演劇絡みがもっと観たくなり。過ぎないダンスの
盛りがバランスよく。強力なサブキャラ達。通常演劇で必要の無い濃さで癖になる
面白さ。ご飯が進んで太っちゃうよ味。
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