[ホーム](個別ページができ次第、そちらにリンクします。)

 歌舞伎座新開場十周年 八月納涼歌舞伎 第三部「三代猿之助四十八撰の内 新・水滸伝」

 @東銀座 歌舞伎座(2023/08/05-27 21ステージ)
 1等席16000円 2等席12000円 3階A席5500円 3階B席3500円 1階桟敷席17000円

 第三部
 作・演出:横内謙介[扉座] 演出:杉原邦生[KUNIO] スーパーバイザー:市川猿翁
 三代猿之助四十八撰の内 新・水滸伝(しん・すいこでん)
 中村隼人宙乗り相勤め申し候

 隼人:林冲
 壱太郎:お夜叉
 中村福之助:李逵
 歌之助:張進
 團子:彭?
 青虎:祝彪
 寿猿:燕青
 嘉島典俊:時遷
 笑三郎:姫虎
 笑也:青華
 猿弥:王英
 浅野和之:高?
 門之助:公孫勝
 中車:晁蓋
 幸四郎:魯智深

 2023/08/15(火)晴 6:00-9:05PM(内訳下記)三階上手前方 客席三階300人
 客層:2世代女性8割。海外の方ちらほら。
 客入れ:感染対策。検温なし手指消毒任意。三階前方はほぼ満員。一幕見も満員。
 二階ロビーで役者直筆の納涼うちわを展示。筋書1300円。

 お話。中国・北宋。梁山泊(りょうざんぱく)に根城を構える、ならず者達に
 ひとりの男が義侠心の火を点ける。捕らわれた彼と仲間を救うため、権力か率いる
 軍団に真っ向から立ち向かうことに。

 猛暑の日々に逆療治な熱い芝居が清々しい。後半は心理描写細かにして充足感高く。
 好漢と鉄火な女揃い。隼人・林冲、凛々しい。團子、すでに濃い、切れもいい。
 笑三郎・姫虎、江戸の姉御ぶり。笑也・青華、猿弥・王英の気になる恋の行方、
 愛嬌と可愛さかかさず好感。敵型の曲者ぶりも徹底してるのが良く、今や澤瀉屋
 常連の巧者・浅野和之がかっちり務め。

 第三部 三代猿之助四十八撰の内 新・水滸伝
 一幕目 6:00−7:15
  幕間30分
 二幕目 7:45−9:05

[月間一覧