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＠六本木 六本木アマンド2F(2023/09/8-10 5ステージ)
前売り／当日 共通 自由席 リングシュー＋ドリンク付き4100円
立ち見 リングシュー＋ドリンク付き3600円 立ち見 ドリンク付き3300円
脚本・演出：片岡百萬両[片岡自動車工業]
出演：
前田紀美枝：藤みな子(アマンドウェイトレス、実は不死身）
川嶋芙優[片岡自動車工業]：アユミ(アマンドウェイトレス、みな子の後輩）
正角竜太 ：マコト（みな子の追想の歌唄い）
岡田奏[teamキーチェーン]：ハルヒコ（マコトの友人）
ヘドロットン[2丁拳銃小堀裕之]：野良猫
2023/09/10(日)晴 7:00-8:23PM(1'20)後列 客席満員(22人)
客層：3世代（前田さんご両親含む）、女性過半数。
客入れ：感染対策。手指消毒任意。アマンドの2F、喫茶ラウンジ使用。中程、階段脇
ソファとテーブルを借景とし。客席は六本木交差点が見渡せる窓を背にした、
テーブルと椅子2列。リングシュー、上品な甘さで美味し。当日パンフ A4両面。
物販なし。カーテンコール1回1曲、サビで観客和し。写メ可。
2023年大坂で旗揚げ、メンバーは前田紀美枝、片岡百萬両、川嶋芙優の3人。
六本木アマンドは前田さん20代前半の職場だったとか。
お話。六本木アマンド、客が引いた時間に野良猫が現れ、従業員らと通わない会話。
観客にアマンドの歴史をMCして開演。後輩ウェイトレスに打ち明けるみな子、実は
不死身、因果律から外れてるラッキーガール。恋愛も結婚もムリだけど、心に残る
男性客がいたと。常連のぱっとしない歌唄いの追想語り。一方、後輩ウェイトレスに
祖父危篤の報、名付け親だけど無責任一代な彼が好きになれないと告白。先輩に
なだめられて帰省。そんな2人の思いがけない因縁と、喫茶店らしい出会いの思い出話
をいくつかの歌と共に描く。
大胆も細心、不思議で心優しいヒューマンコメディ（人情劇）。アマンドだけど、
猫だけど、みんな大坂弁。気さくで遠慮会釈ない愉快な会話の前半から、不死身故の
切なさが浮かぶ後半。遮断機があがった踏切を渡れないよなと真情語りに涙誘われ。
亡き祖父を送るための後輩の言葉、思いがけない歌唄いとの再会が重なり、凍て
ついた心がほどける終盤が胸を打ち。優しく心弾む、正角竜太さんの弾き語り歌唱で
なお。前田紀美枝さん、たぶん初見。朗らか、人柄の良さが滲み、笑顔、泣き顔、
変顔も素敵。
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