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＠東銀座 歌舞伎座(2023/10/02-25 22ステージ)休演10,17
全指定 1等席18000円 2等席14000円 3階A席6000円 3階B席4000円
1階桟敷席20000円
昼の部
一、天竺徳兵衛韓噺（てんじくとくべえいこくばなし）
作：四世鶴屋南北
序幕 北野天神境内の場 同 別当所の場 大詰 吉岡宗観邸の場 同 裏手水門の場
松緑：天竺徳兵衛
坂東亀蔵：梅津掃部
巳之助：佐々木桂之介
新悟：銀杏の前
吉之丞：奴磯平
松江：山名時五郎
高麗蔵：宗観妻夕浪
又五郎：吉岡宗観
二、文七元結物語（ぶんしちもっといものがたり）
口演：三遊亭圓朝 脚本・演出：山田洋次 脚本：松岡 亮
獅童 ：左官長兵衛長兵衛
寺島しのぶ：女房お兼
新悟 ：近江屋手代文七
玉太郎：長兵衛娘お久
片岡亀蔵：家主甚八
孝太郎：角海老女将お駒
彌十郎：近江屋卯兵衛
2023/10/8(日）小雨 11:00-3:31PM(内訳下記）三階上手前方 客席三階400人
客層：2世代女性7割。海外の方ちらほら。
客入れ:感染対策 手指消毒任意。テーブルら一部仕切りなくなり。めで鯛焼きを
3ヶ月ぶりにいただく。一幕見、二階桟敷はほぼ満員。物販 筋書1300円。
・天竺徳兵衛韓噺
お話。異国帰りの徳兵衛、実は蝦蟇の妖術をつかってニッポン転覆を謀ろうとする
大悪党で。
松緑・天竺徳兵衛初役なんだけど二幕登場。天竺紀行の語りでちゃり、今回は若々しい
役、最近続いた老け役のシワを書かずにすむ、自分は藤間流、若殿様は板東流なので
踊れるのではとネタ振り。大ガマ登場、仕掛け、妖術効果、殺陣ありと見所結構。
松緑の芝居大きく迫力あり、「水中六方」で幕切れと楽しいところ
・文七元結物語
お話。円朝のおなじみ人情話。博打好きが玉に傷の長兵衛、娘は見かねて意見の
身売り。さすがに心を入れ替えるが、人助けのため身代金を見ず知らずにあげて
しまい、大騒動。
獅童・長兵衛、寺島しのぶ・お兼初役、山田洋次監督の書き下ろしと演出。2007年の
勘三郎舞台での補綴繋がり、映画化の話もあったとか。
ネタ振りの余計な芝居をしない。義理、人情から人間の中の尊さ＝神様について、
一段深堀した印象。劇団☆新感線かという奥行きある装置でグレードアップ。装置
端部の世界から切り取った感に味わい。バカでダメだけど、悪い奴じゃない長兵衛。
獅童の台詞芝居での不器用さを逆手にとり、功を奏した感。寺島しのぶの上手さで
凸凹夫婦をより愛すべきものとし。冒頭の心打つ吉原場面、孝太郎・角海老女将
お駒が鉄火ぶり、厚情の程が素敵。
昼の部
天竺徳兵衛韓噺 序幕 11：00−11：36
幕間20分
天竺徳兵衛韓噺 大詰 11：56−1：25
幕間35分
文七元結物語 2：00−3：31
夜の部
双蝶々曲輪日記 角力場 4：30−5：23
幕間20分
菊 5：43−6：01
幕間35分
水戸黄門 讃岐漫遊篇 6：36−8：26
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