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＠池袋 東京芸術劇場 シアターウエスト（2023/11/16-20 8ステージ）
全指定 一般 前売6400円 学生割引1000円 U25割引2000円
シニア割引（65歳以上）6000円 当日券500円UP
作：宮沢章夫 演出：笠木泉 音楽：桜井圭介 美術：松岡泉 照明：北澤真
音響：半田充 （MMS） 演出助手：磯崎珠奈 舞台監督：湯山千景
宣伝美術・制作：陣内昭子 宣伝写真：加藤孝 ライター：ふしみしょうこ
票券：北澤芙未子、田村美紀 制作：斎藤努、時田曜子、山崎元晴、陣内昭子
企画製作：劇壇ガルバ
初演 今回 遊園地再生事業団 #4 劇壇ガルバ第5回公演 1994/2/2-8 2023/11/16-20 10ステージ 8ステージ ＠ザ・スズナリ ＠東京芸術劇場 シアターウエスト 指定3300円 指定6400円 自由3000円 1時間50分 1時間49分 演出：宮沢章夫 笠木泉 音楽：桜井圭介 ← 美術：深海十蔵ほか 松岡泉 男1 (ウチムラと呼ばれている男・43歳） 山崎一 佐伯新 男2 (イワタと呼ばれている男・35歳) 上田真士 玉置孝匡 男3（イシヅカと呼ばれている男・35歳) 宮川賢 長谷川朝晴 男4 (カスガと呼ばれている男・32歳) 手塚とおる 細川洋平 男5（コバヤシと呼ばれている男・30歳) 温水洋一 矢野昌幸 男6 (カトウと呼ばれている男・26歳) 小浜正寛 山崎一 男7 (ノムラと呼ばれている男・23歳) 正名僕蔵 大石継太
2023/11/17(金)晴 7:02-8:52PM(1'49)前方中央 客席ほぼ満員(240人？)
客層：3世代、大人より、女性過半数。
客入れ：感染対策。手指消毒任意。へそ型の張り出し舞台(A〜Cのセンター席撤去)
当日パンフ A4 1枚。物販。パンフ B5 1000円。戯曲本2200円。カーテンコール2回。
1994年初演、砂漠監視隊シリーズ5作の3作目、RGB「砂漠監視隊」から4年後の作品。
舞台。モノトーン・シルバーの清潔感あるオフィス。上手下手に無用階段、突先に
明かり取りスリット。上手側は天地逆転。正面開口から通路、壁(窓）は半透過の
ビニールに蔽われ。調度はこれも半透過の会議机、キャビネット、椅子はチープ。
お話。砂漠を監視する閑職監視員6人の日々。時折、蒸発する隊員発生も仕方なし。
時代を感じさせない面白さ。宮沢章夫作品の演出はほとんど行われていないので、
これを期にとお願いしたいねこ。台詞の食い違い、とっぺんの楽しさ。畳みかけアン
サンブルをするも持続性に乏しい肩すかしぶりが愉快。短めのシークエンスを繋ぐ
ヨーロッパの古風な祝祭音楽のリズムもいい。呑気さに不明の不穏さが兆し、死の
世界がのぞくけど、無為でほの明るい。夜のコンビニみたい。生と死の狭間の
世界観？。無用階段とスリット明かりが安藤忠雄建築風、だけど十字架には到らない
のも狭間？。役者。そんな人がそんな風に居る上で、トーン統一。中間色の趣き。
矢野さんの特異さが見事な絵面をつくり、印象大。古参、佐伯さんの出演と演技が
嬉しいねこ
アフタートーク 8:59-9:20PM(21)ほぼ居残り
ケラリーノサンドロヴィッチ[ナイロン100℃]、山崎一 司会 笠木泉
KERA 胸が一杯、冷静に観れない。砂が落ちるのはラジカル…がそう。自分もやった
けど、なかなかキレイにできない。宮沢チルドレンの佐伯の演技に笑う。役割が
変わった？。
笠木 初演では山崎さんの役。
山崎 追悼の意味がありますし、センターにはあらたな配役をと。
KERA ヒネミから段々芸人から俳優に以降した。笑いの質感が違う。宮沢さん、大変
だったろうなと。シリアスなとこがあるけどコメディ。宮沢さんは笑いを舐めるな
とよく言っていた（笠井 厳しい）。笑いが必要な芝居、それをちゃんと。当時は
応用のボケ、ツッコミはない時代だった。宮沢さんが好きすぎて、松尾さんと僕と
真似合戦をしていた。
山崎(笠井 初演は？）忘れて。間とタイミングには厳しかったけど、意味はどうか
の入り方はしなかった。
KERA 男1、2は明らかに別役さん。入れ替え可能な記号性。ボケと入れ替えたり
するが、宮沢さんは何を考えていたのか？、不思議な人。
山崎（KERA パラノイヤ百貨店での恐いのからなぜ？）主宰がそうで、自分は笑いの
方が好きだった。宮沢さんが公演を見てくれて、呼んでくれた。
KERA 246CLUBというバブリーな会場があった。ジェットコースターを走らせる話が
あった。千秋楽には群衆の中に宮沢さんが出演してた（1990年「遊園地再生」）。
結構紛れて出演していた話。
KERA 砂漠監視隊とこだわりがあったのか、宮沢さんとリミックスをやりたいとDMで
やりとりした。宮沢さんは新しいことを、どんどん忘れて、飽きるし、やって
いた。すぐ自分のことなのに質問してきた。（笠井 飽きる、新しいはいつも。）
RGBはモンティパイソンをライブでやっていると。つなぎが気持ちいい。
別役さんはあちこちで上演されているけど。宮沢さんの上演をしてくれて嬉しい。
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