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＠池袋 あうるすぽっと(2024/02/07-12 7ステージ)
全指定 前売5000円 当日6000円
作・演出：岩崎う大（かもめんたる）
舞台美術：長田佳代子 音楽：HONEBONE 舞台監督：木村篤(SEVENTH FIELD)
音響：佐藤こうじ（Sugar Sound） 照明：葛生英之（Kiesselbach）
演出助手：山田真実(z2) 宣伝美術：はらだなおこ（スローコメディ広告社）
撮影：411JAPAN 編集：杣俊輔（いまじんＣＲ） 配信：シップヤード
票券：大橋さつき 大道具：イトウ舞台工房 主催：サンミュージックプロダクション
出演：
猫背椿[大人計画]：ユリコ(新入移住者）
槙尾ユウスケ＊：ムサシ（移住者 馴染めずにいる）
土屋翔＊ ：町長
高畑裕太[ハイワイヤ] ：ナオキ（社長）
岩崎う大＊ ：ナオキ
もりももこ＊：キョウコ
平岡[キャロパン]：イッペイ（キョウコの夫）
きったん[キャロパン] ：ナミコ（ナオキの妹）
成松修：ダンキチ（ナミコの兄 猟師）
野口詩央＊：フユコ（ユリコを追って村に来る）
＊劇団かもめんたる
2024/01/12(月・祝）晴 2:05-3:53PM(96)中段上手 客席9割(270人）
客層:20-30才代中心、女性過半数。
客入れ:感染対策 手指消毒任意。通常客席。当日パンフなし、予定リストのみ。
物販。サイン入り上演台本1500円、Tシャツ、巾着。3:41PM終演 カーテンコール1回
後トーク12分 写真撮影可。
舞台。抽象、開口のあるハの字な二面壁と床の島舞台。腐食したような壁面には
光の加減で桜と青空が表れ。手前に広場、両端は吊り上げられた形。箱をベンチらに
見立て。
お話。山間の和紙製造を生業とする集落。移住者を積極的に向かい入れ、その日
中年女性ユリコがやってくる。土地にも馴染み、恋人も出来た頃、若い女性が現れ
ユリコの正体を告げる。20年前のゾンビパニックでジャンヌダルクと称された戦士で
あると。現在逃亡生活を続けているユリコのその訳とは、追う若い女性の目的とは。
憎悪と赦し、過失と寛容さを巡る会話劇。東京→地方でマウント取りがちな、でも
嫌われたくないな日常から始まり、愛したけどゾンビというトリッキーさに到り。
面倒で悩ましい状況での心の動き、変化をよく表し。終盤のどんでん返し、畳みかけ
には驚かされもし。ドイヒーな状況を面白がる変態趣味が苦笑を誘うけど、実は
誰より厚情をもっているのが伺えて、う大作品らしいなと思うねこ。
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