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＠鶴瀬 富士見市民文化会館キラリふじみ マルチホール(2024/02/11-12 4ステージ）
データは第1楽章レポート参照。
2024/02/12(月・祝)晴 5:05-6:22PM(72)入口側より 客席？割(50人)
客層：子供連れありの3世代幅広く、女性過半数。
客入れ：感染対策。手指消毒任意。開演前の諸注意はプラカードと短めのアナウンス
で。終演6:17PM、全出演者とスタッフを紹介。
構成。・マスクをつけた一同がとりどりダンス展開、台車を合わせた中央櫓上に
大倉さん。下に侍従然と山村さん。台車移動して端へ、あたりを打ち払う手つき。
・自照する半透明ボックス台車がくる。床全体で間仕切りテープを貼り始まる。
ベールに包まれた鯨井さんが覚醒、立ち上がる、くねくねし。明滅する彩り照明。
ご開帳。一方、角の台車上にいた一平さんがメガホンでアジ飛ばし。マスクを
つけていない異邦人な鯨井さんは大倉さんと出会う。コンタクトダンス、緩急、
やがて激しく。鯨井さん、上向き大の字で鳴る。詠唱、白神さんの音頭で高まり、
すると操られてように動き、やがて両手を拡げて起立再起。一同集まり。一平さん
はメガホン警報音を鳴らし。
・山村さん起立。一平さんの台車が中央へやってくる。メガホンでアジる。一方、
鯨井さん大倉さんはベールの渦に巻き込まれる。山村さんは側頭にボールを
乗せるジェグリング。鯨井さん大倉さんは自照ボックスへ戻る。一平さんは
蛍光煙草を咥えて、うごめく。周囲は妖怪めいたダンサーがうろうろ〜輪になって
踊る。一平さん、自照ボックスへ、タップを激しく踏む。紙の渦に鯨井さん
大倉さんは巻き込まれて一体化する。自照ボックス内で一平さん白神さんデュオ。
・銀色リアカーには鯨井さん横たわり、アコーディオンとサックスとともに葬送。
観客には白ビニール造りの献花を配布、リアカー内において手向けとし。
・誰だっけ？、台車上でペットボトルのスーツをまとい。紙吹雪で蔽われる床内で
ダンサー達はとりどりに踊り。ボウルのスーツやらで床の紙吹雪をはらう。
・紙吹雪の回収、吊られた蛍光灯の撤去、台車の解体が始まる。合間にダイインする
ダンサーと弔い、踊りまくるダンサー、掃除用具をジャグリングの道具にする山村
さんと、掃除は眼中になく一同パフォーマンス。白神さんがそれぞれ手を引いて
搬出口から連れ出す。
面白い、同時多発、ライブ感満載、多彩な造作と構成の妙。鯨井さんがぐんぐん踊り。
出現、覚醒、励起、ダイインと波瀾万丈に物語るパフォーマンス。大倉さんとは
デュオありと充足。一平さんは賑やかしキャラか、終盤はタップで決め。大倉さんは
自在／しなやかな身体で魅了。山村さんは存在感ある佇まいから全身でのジャグ
リング、ラスト掃除にとっては邪魔なパフォーマンスが愉快。ダイインと徹底した
撤収、「滅びと消滅」を絵に描いた結びが絵になり、清々しい。
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