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＠表参道 スパイラルホール（2024/03/08-10 3ステージ）
全自由 一般5000円 学生4000円
＠ドイツ Theater der Welt 2023（世界演劇祭）2023/7/14-16
＠高知 高知県立美術館 2023/9/9-10
＠豊岡 豊岡演劇祭2023 2023/9/15-17
劇作・演出：市原佐都子 語り：原サチコ 音楽・琵琶：西原鶴真
音楽コーディネート：飯島賢一 人形遣い：大崎晃伸、中西星羅、畑中良太
美術：中村友美 照明：魚森理恵(kehaiworks)、木内ひとみ 音響：稲荷森健
映像：小西小多郎、片倉康輔 衣装：キキ花香、奥奈津季
人形製作：深沢襟、佐藤洋輔、吉田裕梨、小此木謙一郎、佐々木麦帆
人形製作協力：菅実花 英語字幕・翻訳：SPRACHSPIEL、阿部幸
演出部：中村朋子 舞台監督：川上大二郎 制作：山里真紀子
共同製作：テアター・デア・ヴェルト2023、Festival d’Automne a Paris、
DE SINGEL、高知県立美術館、豊岡演劇祭、シアターコモンズ、城崎国際アート
センター（豊岡市） 助成：公益財団法人セゾン文化財団
主催：シアターコモンズ実行委員会 会場協力：株式会社ワコールアートセンター
2024/03/09(土)晴 7:05-8:35PM(1'29)中段中央 客席満員(160人)
客層：2世代、洋の東西、男女半々。
客入れ：感染対策 手指消毒任意。桟敷1、雛壇に椅子7列。最前方から埋まる客層。
主舞台は上手より、字幕(一部ドイツ語）は舞台上端、語りと音楽が上下に別れる
のでやや引いた席が見易し。当日パンフ B5冊子。カーテンコール2回？。
舞台。緋色の緞帳、歌舞伎定式幕の縁取り。上手に語り、足元ら人形だらけ。下手、
音楽、人形とエフェクター機材。幕が上がると、書き割り内装にベッドのアパート、
下手に工事現場模様、背景のスクリーンに月、後クローズアップ映像ら。
お話。田舎町の夫婦。夜勤務めの交通誘導員の夫は日々通行人になじられ、自分は
人形と言い聞かせ気持ちを収めている。待望の子供が生まれるが、妻は夭逝し、
やがて夫は若い女連れ込み、再婚。美しい連れ子に誘われてしたことがバレて、
継母は夫と争い、果てに子供を滅多刺しにしてしまう。捨てられた子供は風変わりな
人物と出会い、その仕事を手伝うことになるが。
ジェンダー、人形と人間らもろもろ越えてて、あ然。モノも人も愛憎を語るに同列と
いう、反骨と愛情の過激な現れに痺れるねこ。語りの原さんが強烈、高強度で自在で
凄い。音楽の西原さんもまた、身体に響く琵琶演奏、バリカンで頭そり出すパンク
ぶり（なんなんですか）。
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