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＠人形町 日本橋社会教育会館ホール(2024/06/01 1ステージ)
全指定3900円
わたし「権助魚」12分
白浪「口入屋」枕3+噺16分
雲助「強情灸」枕3+噺35分
雲助「町内の若い衆」14分
仲入り14分
雲助「佃祭」枕2+噺37分
2024/06/01(土）夏日 2:00-4:02PM(69/休14/39)前方上手 客席ほぼ満員（220人）
客層:2世代、ベテラン中心、男性7割。
客入れ:感染対策 特段なし。1時間位前に開場？。次回9月分先行販売に列。
当日パンフ A5 3ページ。物販。落語瓦版、書籍、CD。
わたし「権助魚」
お話。浮気に遊郭に行ったのを釣りになんぞとごまかそうと、使用人にウソをつかせ
ようと企て。ところが頼んだ相手が粗忽もので…。
ぽんぽんとリズミカル、口の軽い権助のキャラが活き。
白浪「口入屋 引越の夢」
枕。先日、女流だけでの企画が。先達２人のおかげ。
お話。美人の女中を夜這いしようするエロ番頭。曲芸ばりの進入を試みるが失敗、
のっぴきならないことに。
追い詰められるエロ番頭と正義感ある小僧のやりとりをパキッとドライにして
オフビートな可笑しさ。
雲助「強情灸」
枕。「蔵出し」時代からだと100を超える噺を。もうネタがない。改めて見たら
珍しい噺ばかりで寄席でよくやるのが少ない、これだ！と。
お話。強情でこまった江戸っ子、灸をすえられて意地っ張り。
我慢限界超での所作と表情が瞬発愉快。言い草のふてぶてしさ/馬鹿らしさも○。
語り終え、お囃子が鳴ったのを止めて、前座噺、2席が丁度いいと居残り。
雲助「町内の若い衆」
枕。寄席のお客と笑うところが違うのが面白い。
お話。兄貴の家の増築を誉めると、女将は町内の若い衆がこしらえてくれたと謙遜。
これに感心し、妻に見習わせようとするのだが。
女将さん始め、みんな口が悪い。軽やかな悪態合戦が楽しい。
雲助「佃祭」
枕。祭自慢の人、仲間だと小里ん。負けん気が強かったのがある日弱気になって
心配に、死ぬんじゃないかと（笑）
お話。暮れ六つの”しまい船（最後便）”に乗り込もうとすると、しきりに声を
かけて止めるものがいる。聞けば5年間に身投げを留め、3両をあげた女性で。
色々と味わい、情けは人のためならずな人情噺でしっとり+江戸の風。後半は勘違い
の葬儀騒動の滑稽味。キャラの数だけ面白いという、そもそもの女将さんの悋気絡み
故の夫婦げんかのおかしみも畳みかけ。途中、旦那の名前を失念、客席助け船のやり
とりも微笑ましく、心地よし。
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