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 カンパニーデラシネラ「松本清張「点と線」」

 @桜木町 神奈川県立青少年センター 紅葉坂ホール(2024/07/27-28 3ステージ)
 全指定 一般4500円 U24/当日引換券3000円 高校生以下/当日引換券1000円

 原作:松本清張 演出:小野寺修二 美術:ニコラ・ビュフ 音楽:国広和毅
 照明:磯野眞也 音響:池田野歩、野崎爽 衣装:藤田友 ヘアアレンジ: 赤坂街子
 テキスト協力:小里清 方言指導: 田崎小春 田崎実理 舞台監督:矢島健
 舞台監督助手:三津田なつみ 演出助手:藤田桃子
 イラストとチラシデザイン:チャーハン・ラモーン
 助成:芸術文化振興基金 協力:北九州市立松本清張記念館、公益財団法人セゾン
 文化財団 主催:神奈川県、株式会社デラシネラ
 初演: 2009年12月 @川崎市アートセンターアルテリオ小劇場
 出演:
 成河:三原刑事
 武谷公雄:鳥飼刑事
 王下貴司:安田達郎 他
 崎山莉奈;安田亮子、お時同僚(とみ子) 他
 大西彩瑛:お時 他
 小野寺修二:佐山憲一 他
 田中博士:警察医、佐山憲一の兄、三原の上司、東京駅助役、河西 他
 藤田桃子:お時同僚(八重)、医者 他

 麻奥久美子、阿部知代、池内奈都子、浦野真介、大江昭彦、大川原歩、
 大久保美智子、高浜由理、竹田紫月、辻祥子、中神真智子、中島克枝、中西一斗、
 西久保成子、羽芝博美、東由希子、本間剛久、前原泉、光永勇輝、杜菜摘、
 元山未奈美、ヤスオ 他

 2024/07/28(日)夏日 6:02-7:39PM(1'36)前方中央 客席7割(300人?)
 客層:2世代 20-30才台中心に女性過半数。
 客入れ:感染対策 手指消毒任意。サイドと後方席未使用、満遍なく埋まった感じ。
 当日パンフ B5 3ページ。物販なし。カーテンコール3回。

 2009年初演作の改訂再演。
 舞台。柱装置4、各面に書き割り、移動・切り替えて場転背景。テーブルと椅子も
 いつものよう移動式。加えて、劇場の廻り舞台機構を使って速度感高め。
 お話。東京-福岡が20時間かかった時代のクライムトラベルミステリー。
 
 原作を良く映しつつ、刺激的で面白い。三原刑事・成河の一人芝居をメインテーマに
 据え、群像劇/マイムダンスでミックスアップした一大パフォーマンスとも。原作の
 会話を活かし、できる俳優、成河、武谷公雄でかっちりベース固め。その上に
 レイヤー重ね、リピート、スライディングらお家芸の動きをいかしてステージング。
 心理心情「気になる」「ザワザワ」等、言葉越えでダンスで具現化して味わい深め。
 また、コメディアンヌ・藤田桃子さんは悪戯な妖怪とばかりに茶々入れて遊び、
 案配よい箸休めとし。一般公募のモブ出演者をそのままな絵面で使っての補強
 効果大。色々と新しい試みを成功させてて、次がますます楽しみになったねこ。

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