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＠京都 京都市役所本庁舎 屋上庭園(2024/10/05-06 2ステージ)
全自由 前売 一般2500円 ユース（25歳以下）・学生2000円 高校生以下1000円
ペア4500円(前売のみ） 当日券は前売と同額。
アーティスト：ムラティ・スルヨダルモ(インドネシア)
出演:石川千紘、石田悠夏、上原咲歩、大迫響、小澤美波、尾島叶、阪越由衣、
笹原麻里依、Twako Sano、階戸ひめの、朱美霖、末次桃子、素素sai、高橋由乃、
竹下未咲映、塚田結子、中尾優里、中川鈴音、長野里音、中村美月、深谷春香、
松下愛華、水谷百李、水野真宏、峰松沙矢、宮木亜菜、村山恵美、吉村衿菜
協力：京都市立芸術大学美術学部美術学科彫刻専攻
助成：文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(国際芸術交流))｜
独立行政法人日本芸術文化振興会、一般財団法人地域創造［舞台芸術を通して考える
身体／歴史／アイデンティティ］、公益財団法人カメイ社会教育振興財団（仙台市）
主催：KYOTO EXPERIMENT
2024/10/5(土）夏日 12:15-3:09PM (2'54)主に西側 観客満員？（4,50人）
客層:3世代 子供連れあり 女性過半数。
客入れ:感染対策 特段なし。入退場自由につきパス貸与。通路に熱中症対策の
ミスト装置あれど現場は露天、帽子か日笠が必要なのに用意の人少な目。
当日パンフ A4 7ページ。物販なし。カーテンコールなし。ムラティさんから
謝辞あり。
KYOTO EXPERIMENT開幕、今年のキーワードは「えーっと えーっと」。
ヒジャブのような、顔も覆う白衣装を纏い、上演される地域に住む28名の女性に
よって行われる、ノンバーバル・パフォーマンス。
現場。パフォーマ2人は中央に置かれた青い水を入れたたらいをもって、東西に
別れ。西側は小劇場、東側は中劇場なサイズ感。移動せず、西側で定点観劇した
ねこ。真ん中の芝生を囲んで通路、ベンチがあり、パフォーマンスを至近で見ること
が出来。眼下の通りの自動車走行音、隣の建設現場音はあるのだけど、静謐で時が
ゆっくりと流れる時空間を醸し出し。
構成。極ゆっくりとしたとりどりの動き、座り込む、突っ伏す、足や手を水に差し
入れ青に染まる。しだいほどけて抱き合うなど、他のベアに寄り添う、ベアを交換
する、2×2＝4人組になる。東側から移動してくる来るペアあり。離れていても
視線を交わし、共に片手を上げる。中にはダンサブルな動きのソロ、ペアもあり。
1時間を過ぎると動かなくなる、横になるペアが現れ。1時間半。たらいから離れる
ペアも。2時間。半数が横になる。座り込みまたソロからまたペアに。たらい3つを
集合、両手で青い水をすくい、他に移す。ペア3組がたらいとも去り、東側へ向い。
臥していた者、横になっていたペアを引き起こして、残り2組も東に向かう。
2時間半。東側に全員集う。バラバラとりどりの立ち位置、姿勢、所作。ふたたび
2人ペアで連れ立って、一列になって移動、去っていく。
無個性の白ベール装束、決まっているだろう動きのほかはパフォーマの個性が現れ。
たらいの青水に染まる＝個性が覆われる趣向との静かなせめぎ合いが痛く沁み。
さらにゆるやかな中も、痛みと慈しみの交換が絶えず行われていくのもまた。
多少和らいだとはいえ、炎天下で炙られるリアルな痛みがパフォーマと世界、自分
自身と重なりもし。
京都芸術センター ギャラリー北・南ではムラティさんの映像展示あり。赤いハイ
ヒールでバターに足を取られる、危ういソロダンス。3箇所でのライブを三面スク
リーンで同時上映（20分）。生きるための女性闘い。顔表情アップあり。また観たい
ねこ。
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