全指定 1等席23000円 2等席18000円 3階A席8000円 3階B席6000円
1階桟敷席25000円
昼の部
一、寿式三番叟（ことぶきしきさんばそう）
松也：三番叟
歌昇：三番叟
萬太郎：三番叟
尾上右近：三番叟
種之助：三番叟
米吉：附千歳
雀右衛門：千歳
又五郎：翁
二、歌舞伎十八番の内 勧進帳（かんじんちょう）
團十郎：武蔵坊弁慶
菊之助改め八代目菊五郎：富樫左衛門
松也：亀井六郎
尾上右近：片岡八郎
鷹之資：駿河次郎
男女蔵：常陸坊海尊
梅玉：源義経
右團次：後見
三、三人吉三巴白浪（さんにんきちさともえのしらなみ）大川端庚申塚の場
時蔵：お嬢吉三
彦三郎：お坊吉三
莟玉：夜鷹おとせ
錦之助：和尚吉三
四、京鹿子娘道成寺（きょうかのこむすめどうじょうじ）三人花子にて相勤め申し候
菊之助改め八代目菊五郎：白拍子花子
丑之助改め菊之助：白拍子花子
友右衛門：所化
萬次郎：同
権十郎：同
門之助：同
彦三郎：同
坂東亀蔵：同
竹松：同
新悟：同
廣太郎：同
児太郎：同
廣松：同
光：同
男寅：同
玉太郎：同
歌女之丞：同
吉之丞：同
玉三郎：白拍子花子
2025/05/27(火）曇 11:00-3:37PM(内訳下記）三階上手前方 三階ほぼ満員(400人）
客層:2世代 女性9割。インバウンドの方々見当たらず。
客入れ:感染対策 手指消毒任意。満員近い盛況なのでロビー混雑。一幕見席もほぼ
満員の様子。筋書 B5 2000円。開演前に四つのお願いアナウンス、四つ目に
特別な世界に入りますのでお静かにされ、歌舞伎の世界に浸って…あり。なんかあった
のかしらん。
・寿式三番叟
構成。冒頭、翁の渋い舞。2人での祝儀舞。後半、三番叟を二人で踊り。
前半「翁渡し」で面を渡すご趣向。可憐な米吉〜厚い葵太夫の義太夫が被さるのが
特別な味わい。五色装いの花形役者でダイナミックな三番叟。晴れやかで○。
・歌舞伎十八番の内 勧進帳
お話。都落ちの義経主従、安宅の関で疑われるが弁慶の機転で切り抜ける。
新菊五郎たっての願いで團十郎との本演目を上演。團十郎は襲名演目の前に良いのかと
心配していたとか。市川家・三升紋の入った後見、長唄社中衣装にて。新菊五郎・
富樫が柔らかく、清々しい。團十郎・弁慶がよく動く所作と大きな表情。睨みより
困った表情のが味あり。もそもそ声は相変わらずでうーん。
・三人吉三巴白浪 大川端庚申塚の場
お話。ひょんな縁から出会い、義兄弟のちぎりを交わす白波者達。
黙阿弥オペラ。時蔵・お嬢吉三のソプラノのアリア、名調子。彦三郎・お坊吉三は
バリトンのいい声でデュオ。トリオで入る、錦之助・和尚吉三が声の通りよく心地良し。
・京鹿子娘道成寺
構成。安珍・清姫伝説の後日譚。鐘供養のその日、やってきた美形の白拍子。
踊り披露の内に清姫の化身である正体を顕す。二人道成寺の変則版。ソロ、デュオ、
トリオの組み合わせを目まぐるしく変えながら展開するお楽しみ。
襲名披露演目、道成寺デラックス。三者三様の味わいを程よく添えてなお楽しい。
玉三郎の舞いは肉体を感じさせず、精霊みたいで見惚れるねこ。
上演時間
昼の部
寿式三番叟 11：00−11：36
幕間25分
歌舞伎十八番の内 勧進帳 12：01−1：14
幕間30分
三人吉三巴白浪 大川端庚申塚の場 1：44−2：09
幕間20分
京鹿子娘道成寺 2：29−3：37
夜の部
義経腰越状 五斗三番叟 4：30−5：50
幕間20分
八代目尾上菊五郎 六代目尾上菊之助 襲名披露 口上 6：10−6：25
幕間35分
弁天娘女男白浪 序幕 7：00−8：12
幕間13分
弁天娘女男白浪 二幕目 8：25−8：45
