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＠東銀座 歌舞伎座(2025/05/02-27 24ステージ)休演5/12,22
全指定 1等席23000円 2等席18000円 3階A席8000円 3階B席6000円
1階桟敷席25000円
夜の部
一、義経腰越状（よしつねこしごえじょう）五斗三番叟
松緑：五斗兵衛盛次
坂東亀蔵：錦戸太郎
種之助：伊達次郎
左近：亀井六郎
権十郎：泉三郎忠衡
萬壽：九郎判官義経
二、八代目尾上菊五郎 六代目尾上菊之助 襲名披露 口上（こうじょう）
菊之助改め八代目菊五郎 丑之助改め菊之助
七代目菊五郎
梅玉
玉三郎
楽善
松緑
團十郎
三、弁天娘女男白浪（べんてんむすめめおのしらなみ）
作：河竹黙阿弥
浜松屋見世先の場より 滑川土橋の場まで
〈浜松屋見世先〉
菊之助改め八代目菊五郎：弁天小僧菊之助
團十郎：日本駄右衛門
松也：南郷力丸
萬太郎：浜松屋倅宗之助
橘太郎：番頭与九郎
片岡亀蔵：狼の悪次郎
松緑：鳶頭清次
歌六：浜松屋幸兵衛
〈稲瀬川勢揃い〉
丑之助改め菊之助：弁天小僧菊之助
亀三郎：忠信利平
梅枝：赤星十三郎
眞秀：南郷力丸
新之助：日本駄右衛門
〈極楽寺屋根・滑川土橋〉
菊之助改め八代目菊五郎：弁天小僧菊之助／伊皿子七郎
團十郎：日本駄右衛門
片岡亀蔵：狼の悪次郎
九團次：関戸の吾助実は大須賀五郎
市蔵：岩淵の三次実は川越三郎
七代目菊五郎：青砥左衛門藤綱
丑之助改め菊之助：木下川八郎
2025/05/27(火）曇 4:30-8:45PM(内訳下記）三階上手前方 三階ほぼ満員(380人）
客層:2世代 女性9割。インバウンドの方々見当たらず。
客入れ:感染対策 手指消毒任意。一幕見席もほぼ満員の様子。筋書 B5 2000円。
・義経腰越状 五斗三番叟
お話。義経の放埒ぶりを見かねた忠臣は、軍師と名高い五斗兵衛を密かに送り、
これを諫めようと図る。ところが、五斗兵衛は悪臣どもの企みで酩酊、これには
義経激怒。追い出しにかかる奴たちの相手をしながら、五斗兵衛はお詫び代わりに
舞う始末。
大酒飲み、実は名軍師というくせ者登場、後半三番叟パロを織り込み。イヤホンガイド
がないと、所作を始め、何を表してるか判らないという、江戸の洒落が効いたもの。
・口上
壁背景、重ね扇に四つ輪模様。前列に幹部8、後列も門弟10。
七代目菊五郎（定形）
松緑 七代目下で修行。
團十郎 新菊五郎とは1977年生まれで同級生、幼い頃からともに過ごし遊んだ。
新菊之助と息子の新之助も同級生、二人が菊五郎、團十郎を襲名するまで皆様も
お元気で。
梅玉（七代目菊五郎の父）亡き七世梅幸は大恩人、神。七代目の兄貴とは花形歌舞伎で
ご一緒して以来大人の男の遊びを教えて貰った。浮き名の方は叶わない。新しい時代
の菊五郎に。新菊之助はしっかりしている、正真正銘の御曹司。
玉三郎。新菊五郎、女形でお若い時は、今も若いが、たびたびご一緒して。新菊之助は
舞台が大好き、この時代にあって何よりのこと。いずれも様のご贔屓のほどを。
楽善（七代目と同じ82歳。定形）
新菊五郎 来月もよろしく。
新菊之助（定形 芝居がかり）
七代目菊五郎 千秋楽は、弁天娘女男白浪・滑川土橋の場で親子三代で共演、ぶっつけ
本番で。
・弁天娘女男白浪
お話。盗賊団が悪びれず、堂々としたピカレスクもの。強請りを見破られても、
肝を据えてふてぶてしい呉服屋の現場。追いつめられても、華やかに勢揃い。
弁天小僧菊之助の親、日本駄右衛門の息子、紛失した重宝「胡蝶の香合」騒動のこと
はいつも通りカットされ。
新菊五郎・弁天小僧菊之助、いっそう目覚ましく、松也・南郷力丸が加わっての
わちゃわちゃまで、とても小気味いい舞台展開。未来が楽しみ。
終盤は菊五郎劇団らしい、殺陣師の技が冴える、躍動感ある立ち回り。大仕掛けも
楽しいところ。いい形とスリリングさを堪能するねこ。千秋楽スペシャルの共演
（藤綱、伊皿子七郎、木下川八郎役）は、木下役を新菊之助に替えたということ？。
幸福な絵面にほっこりするねこ。
上演時間
昼の部
寿式三番叟 11：00−11：36
幕間25分
歌舞伎十八番の内 勧進帳 12：01−1：14
幕間30分
三人吉三巴白浪 大川端庚申塚の場 1：44−2：09
幕間20分
京鹿子娘道成寺 2：29−3：37
夜の部
義経腰越状 五斗三番叟 4：30−5：50
幕間20分
八代目尾上菊五郎 六代目尾上菊之助 襲名披露 口上 6：10−6：25
幕間35分
弁天娘女男白浪 序幕 7：00−8：12
幕間13分
弁天娘女男白浪 二幕目 8：25−8：45