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松竹創業百三十周年
錦秋十月大歌舞伎 第一部「通し狂言 義経千本桜 鳥居前・渡海屋・大物浦」
＠東銀座 歌舞伎座（2025/10/01-21 20ステージ）休演10/10
全指定 特等席17000円 1等席16000円 2等A席13000円 2等B席12000円
2等C席8000円 3階A席6000円 3階B席4500円 1階桟敷席17000円
第一部
通し狂言 義経千本桜（よしつねせんぼんざくら）
作：竹田出雲、三好松洛、並木千柳
・鳥居前
【Aプロ】 【Bプロ】
佐藤忠信実は源九郎狐 團子 尾上右近
静御前 笑也 左近
亀井六郎 桂三 ←
片岡八郎 男寅 ←
伊勢三郎 玉太郎 ←
駿河次郎 吉之丞 ←
鵜の目鷹六 青虎 橘太郎
武蔵坊弁慶 橋之助 ←
源九郎判官義経 巳之助 歌昇
・渡海屋・大物浦
【Aプロ】 【Bプロ】
渡海屋銀平実は新中納言知盛 隼人 巳之助
源九郎判官義経 巳之助 歌昇
武蔵坊弁慶 橋之助 ←
銀平娘お安実は安徳帝 守田緒兜 桂三
（初お目見得 巳之助長男）
亀井六郎 桂三 ←
片岡八郎 男寅 ←
伊勢三郎 玉太郎 ←
駿河次郎 吉之丞 ←
入江丹蔵 松緑 坂東亀蔵
相模五郎 坂東亀蔵 松緑
お柳実は典侍の局 孝太郎 ←
2025/10/16(木）曇 11:00-2:21PM(内訳下記）三階前方上手 客席三階ほぼ満員（400人）
客層:2世代 女性7割。
客入れ:開場待ちの長過ぎる行列出来。感染対策。係員がサーモで１人ずつ体温を
確認。手指消毒は任意。物販。筋書 B5 1500円。三階、二階桟敷、一幕見ともほぼ満員。
第一部は若手花形中心にベテランが混成した座組にて。
・鳥居前
お話。愛妾・静御前に形見の初音の鼓を授け、弁慶と西国に向かう義経。
一人残された静は、初音の鼓を狙う敵、早見の藤太に襲われるが、颯爽と義経家来の
佐藤忠信が現れて、ピンチを救う。
尾上右近の佐藤忠信がスマートで力強く、左近の静はお菓子のような愛らしさ。
橋之助の弁慶には、親しみやすいマスコットな愛嬌が光り。
・渡海屋・大物浦
お話。渡海屋。九州に落ち延びようとしている義経一行が渡海屋で潮時を待つ。
主人銀平は詮議の者達を退けるが、彼の正体こそ死んだはずの平知盛だった。
大物浦。知盛は船出した義経一行を追うが、返り討ちに遭い、荒れ狂う。弁慶に
出家を勧められるが、最後は海中に身を投じる。弁慶は幕外で一人静かに法螺を
吹く。ああ諸行無常の響きあり。
隼人の銀平が、ほんのり色気のあるダンディーな男、一転して知盛となると、
苦渋と怒りに満ちた表情と、ちょっと嗄れた声に悲愴な凄味が滲み出る。
入江丹蔵の松緑、悪くても滑稽な役人という、美味しい役どころ。
第一部
通し狂言 義経千本桜 鳥居前 11：00－11：42
幕間35分
通し狂言 義経千本桜 渡海屋・大物浦 12：17－2：21
第二部
通し狂言 義経千本桜 木の実・小金吾討死 3：00－3：56
幕間20分
通し狂言 義経千本桜 すし屋 4：16－5：50
第三部
通し狂言 義経千本桜 吉野山 6：40－7：34
幕間30分
通し狂言 義経千本桜 川連法眼館 8：03－9：20
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