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＠天王州アイル・アートスフィア(1994/3/19-4/15 40ステージ）S-8000、A-6000
脚本：三谷幸喜 演出：鵜山仁
配役
サザエ＝榊原郁恵、カツオ＝久本雅美、ワカメ＝宮地雅子
タイ子＝辻沢杏子、波平 ＝小鹿 番、フネ ＝亀井光代
ノリスケ＝新井康弘、マスオ＝梨本謙次郎、タラ ＝＊＊
町の人々＝小宮考泰（一人１０？役）
1994/3/20(日)11:30-14:05PM 晴れ 客席９割
同時代のサザエ一家。コンビネーションで見せるシチュエーション・コメディ。
お話し。波平の友達の結婚披露宴に出席したサザエ一家。盛り上がったのは
いいけど、午前様。終電に間に合わず、深夜の街に追い出されちゃって・・。
全６場。間を唄でつないでく。出だしの郁恵さんのはつらつ。中学教師でも
聞かせた、宮地さんの素直な歌声がいい。久本さんは声が出ればいいのに。
マンガでも、アニメでもないサザエさん。身近で普通、そしてちとシニカル。
三谷氏得意の「こまった人々のドタバタ」が楽しい。後半、それだけでなく、
自分勝手な人々への「サザエ一家」の訴えかけも。これも三谷脚本。
「柳葉敏郎似のカツオ（Ｃ）三谷」が、まったくいつもの久本さん。元気さに
気持ちが軽くなる。笑いましたわ。で、浮いてても、コンビネーション良く
「一家」を作ってて○。お薦め。（といっても、８０００円だからなあ。）
パンフ裏表紙には「つづく・・」。来年もやるのかしら。