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＠京都下鴨 アトリエ劇研(2009/3/27-29 4ステージ)
http://www.gekken.net/npogekken/home.html
全自由 一般 前売2800円 当日3000円 学生 前売2300円 当日2500円
演出・振付：坂本公成 プログラミング・サウンドデザイン：真鍋大度
プログラミング・デバイス制作：石橋素
筋電動センサー制作：照岡正樹(VPP+true+Biosignal)
コスチュームシステムデザイン：石橋素＋真鍋大度
コスチュームパターン制作 ：宮島喜子 舞台美術：井上信太 舞台：渡川組
作曲・ピアノ：dppbp 宣伝美術：graf 制作：小鹿由加里
主催：Monochrome Circus 平成20年度文化庁芸術創造活動重点支援事業
カーン国立振付センター アーティストインレジダンス事業
京都芸術センター制作支援事業
29m アフタートーク 坂本公成with服部滋樹(graf代表）
振付・出演：
森裕子 荻野ちよ 合田有紀 野村香子
2009/3/28(土)晴 2:07-3:12PM(1'03)後方中央 客席9割(35?人)
客層：20-30最大中心に幅広く友人知人。女性過半数。
客入れ：整理番号なし、開演15分前頃から埋まり始めるゆったり客席。桟敷1雛壇
に椅子3列。中央が基本であとは好きずきで。 折り込みチラシ少々、ビニール袋
入り。パンフ A5 3ページ。関連公演が3ヶ月毎にあり。掌編ダンス集はぜひとも
東京でやってほしいねこ。 物販。というかミニカフェ。手作りクッキーとラテ
類。カーテンコール2分3回。
2年ぶりメディア・ダンス（ねこ初見）とか。技術スタッフに
舞台。床四辺に4色4様の毛皮道（ファー素材)。一部バイオメタルが仕込まれた
可動部あり。中に、毛皮の島4。4段×12本=48発の照明がぐるり取り囲み。
構成。インタラクティブな美術をまとい、蔽われての実験の数々。
・それぞれの毛皮（ヒョウ柄、縞々、無地白、同オレンジ）がもっこり。ノイズ、
ごろごろ音。横から床照明。もぞもぞ、アメーバのように四態這い。次第隆起、
連なったり、他に覆い被さったり。音が高まり、毛皮から手足、頭をちらり
みせ、でんぐり返しなど。毛皮からでてそれぞれ隅へ歩行。
・仰向け、口内LED発光、浮遊するよね動き。電子音でリズム。軟体にくねくね。
照明が音とシンクロして明滅。中央に出てうつむき姿勢。音響、照明、動きが
強まる。腕をくねらせ、中腰から起立。壁にダンサーのシルエット。ガーガー
バリバリノイズ音。屈曲姿勢、片手を上、後ろに向けてバランス。ソロ、傾いで
立つ、後方に引かれる。4人とも隅へ行き、横たわる。
・1人が足を振り、あげ、顔を客席にむける。ピアノと重低音。転がり、足を
上げ。這いずる。
・壁面の照明が走り、時折一面の赤。テンポアップ。中央へなだれ込む、ロール
しては這いずる、起立して倒れ込む。ラジコン戦車が入ってくる。後方に立つ
1人が声なき絶叫、口内ＬＥＤが明滅しながら変色。WHY WHY…WHO…と音声音楽
混濁。3人で戦車のハンドルを取る仕草。
・ピーピー電子音、体に沿わせたLED列が明滅。2組のコンタクトダンス。女性2人
は組つほぐれず。毛皮道を歩く女性。横臥姿勢の男性は女性の足下に、自分の足
を合わせ、追従しながら床移動。女性2人は激しく動きながら壁際へ移動、
やがてほぐれる。男女は中央へ移動。組合、男性の足上に女性は乗り、そのまま
リフトされ。転がる、仰向け、ロールして起立。
・無音。2人はユニゾン。4人は連なってはほぐれる。手を横にくねる。ロール、
床面、ステップ歩行、ロール。横臥姿勢から片手で斜めに起き上がり、そのまま
フリーズ。
・上手に毛皮道の一部が独りでに剥げ、赤い切り口をみせる。
キッチュな実験的空間と濃厚なコンタクトダンスを堪能ねこ。美術が異質、水平面
下な2次元空間にダンサーを閉じこめる＝CAGEな試み。ポイントは毛皮床＋面圧を
掛ける囲む照明。身体の動きに感応するセンサーは、音響と埋め込まれたLED照明
を発動。シンクロしつながら、これも異質の効果。ダンスは、原始から進化なけだ
ものの物語りぽく展開。ぎゅっと凝縮した空間にかちっと収まり。抱き合うように
離れない、水面に映る影と連れ動くデュオなど、ミニマムに振付がなされ。小空間
に細密仕様が全般行き渡り、目を凝らして見入ってしまうねこ。
参考 注意！音が出ます
今回使用した口中LEDデバイス（真鍋大度)デモ http://www.youtube.com/watch?v=QsWc58zmBKI
顔面筋電センサー (同)デモ
http://www.youtube.com/watch?v=YxdlYFCp5Ic&feature=related
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