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 篠崎芽美 solo dance performance「ウェルダン」

 @原宿 リトルモア地下(2010/6/4-6 5ステージ)
 http://www.littlemore.co.jp/chika/
 全自由(整理番号付) 予約2500円 当日(キャンセル待ち)2800円

 振付・演出・構成:篠崎芽美[珍しいキノコ舞踊団] ギター:和田淳(GENZ)
 音響:池田野歩 照明:菅橋友紀(balance,inc.) 衣装:牧平佳那
 演出助手:梶原未由[珍しいキノコ舞踊団]  美術製作:牧平佳那、相田淳
 宣伝美術:吉田達矢(GEWGAW) 映像・宣伝写真:メリケンサック
 制作スタッフ:斉藤順子、渡辺治子、藤原みかん 主催:リトルモア地下
 協力:珍しいキノコ舞踊団、a-bridge

 2010/6/6(日)晴 7:41-8:43PM(1'01)後方上手 客席超満員(60人)
 客層:20-30歳代中心、女性過半数、役者ダンサーちらほら。
 客入れ:開演定時20分前、整理番号順呼び出し。キャンセル待ち10人超。全員は無理
 だったかな?。桟敷2、ひな壇ベンチ3と丸椅子1列。空席誘導、荷物預かりは随時
 あり。折り込みチラシ少々。パンフ A4 1枚。カーテンコール2回1分。終演後、地上
 駐車場にてアフターパーティ、もちろんバーベキューあり。

 珍しいキノコ舞踊団 元気な後輩株・篠崎芽美ソロダンス。

 舞台。ステーキの吊りもの(実は本物)が沢山吊り下げられ。下手奥角に赤いテント
 が張られ。客入音楽はなぜかジョニ・ミッチェル。
 構成。
 ・焼き肉、ホルモン お店で焼いてますビデオ。オブジェのお肉上昇。
 ・肉をくわえるながら、テントの縦スリットから顔出し。歌う。引っ込んでスリット
  から両足をだし、上部のスリットからは顔を出し。
 ・ホットプレートを背負ってテントから出る。鉄板を床に置き、ステップ。
  踊りながら、吊られた肉片を放り込んで焼き。常に目線は鉄板に注がれ。
 ・焼き上がるのを待つ間、トーク。肉占いについて。
 ・ムーディな照明と音楽。くねりながら床ダンス。這い蹲り、ホットプレートから
  肉を頬張り。
 ・床をびたびたと叩き。ぶーぶーおなら?をしながら、柔らかくヨガポーズ。
  弾けてはぶいぶい。テントに帰る。
 ・ギタリスト登場、ノイズ音楽。篠崎さんは床の毛皮と融合、のたうち。ギタリスト
  の背に乗って、絡む。
 ・ビデオ 肉どアップ。牛のアニメとかいろいろ。
 ・ギタリストは背に乗せて運び。次いで。背中に回転体マシーンを担ぎ、スイッチを
  いれると吊られた肉がぶん回し。蟹歩き。回転体からとってはホットプレートで
  焼き。回転体下ろし、食いながら壁にぶち当たり、天井から吊られた肉をちぎり
  取ってホットプレートで焼く。でおしまい。終演後はお客にふるまったのかな。

 キュートでコケティッシュ、ながら威風堂々と肉体派。可愛い、カッコイイ、奇天烈
 素敵なパフォーマンス。大好きという肉に執着、舞台上でリラックストークしながら
 焼いては食べの女傑ぶり。引き締まった筋肉質の、女豹のような身体がかっこよく。
 それでもってガンガン踊り、壁にぶつかるは、自ら打ち据えるは、ギタリストを背負
 うは、大回転ダンス。原始的な官能と喜びを爽快に感じさせてくれて◎。海外で凄い
 評価されそう。東京の片隅でやるだけなんてもったいないと思うねこ。

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