＠表参道 スパイラルホール(2012/9/27-29 3ステージ)
http://www.spiral.co.jp/
全自由 前売3800円 当日4300円 学生前売2500円
構成・振付・演出：伊藤千枝 演出補：小山洋子 振付協力：珍しいキノコ舞踊団
美術：Justin Caleo 照明プラン：関口裕二（balance, Inc. DESIGN）
音響：牛川紀政 楽曲提供：ammakasie noka 制作：大桶真、八田朋子
助成：公益財団法人セゾン文化財団
出演：
山田郷美、篠崎芽美、茶木真由美、梶原未由、伊藤千枝
2012/09/28（金）9:06-10:13PM（1'04）中段下手 客席満員（200人）
客層：20-30歳代中心、学生〜中年層まで幅広く。女性過半数。
客入れ：桟敷3、椅子7列。後方中央に関係者席。円形劇場とのハシゴでは2/3ほど
座席が埋まった状態。折り込みチラシそれなり。パンフはフェス共通。
カーテンコール2回＋主宰1回 3分。
オーストラリアのインテリアデザイナーJustin Caleoとのコラボ作品、再演。
都内初上演。ねこは金沢初演（2006年）以来。
舞台。片足が短いテーブル、足がフォーク型の椅子などのファニーな調度。
下手奥のボトル型ドア。初演では水しぶきが入ってたけど、今回なし。
構成。初演とほぼ同じ。音楽に入れ替えあり（最後はラヴェルでなくモダンジャズ
とか）会話をするようにコンタクトダンス。シーン毎に集合しては決めポーズの
お約束。伊藤さんの足操り人形劇も初演同様挿入。中程のおしゃべりは芽美さんが
カボチャのスープにちょい足しやってみたら話。
ずれた楽しい、嵌まって気持ちいい家具とコラボダンス。片足短いテーブルを滑り台
と使ったり、踊りながらテーブル下にかさ上げをいれて直し。どこかはずれたとり
どりのソロとデュオを連ねて、最後にMGMミュージカルとピタッと決め。決めで
拍手はでず、ちょっと気恥ずかしい感じになるが愉快。ずれはずれとして活かした、
ちょっと非日常的で面白い美術とダンスをニコニコ楽しむねこ。
伊藤さんはますますやり手ともの申したり、ぬけさくを演じたりして美味しい役どころ。
お肉大好きの芽美さんは後輩気質からすっかり抜けだした印象。愛嬌ときかん気
ある表情、いい感じに脂がのって旨く美味しい肉体美。輝いて素敵。
[月間一覧］