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 企画集団マッチポイント「隣人予報」

 @阿佐ヶ谷 ザムザ阿佐谷(2013/04/04-7 8ステージ)
 http://www.laputa-jp.com/zamza/main/index.html
 全自由 前売4000円 当日4200円 プレビュー3000円

 作・佐々木充郭[バジリコFバジオ] 演出・松本祐子[文学座]
 美術:乗峯雅寛 照明:中山奈美 音響:丸田裕也 舞台監督:古屋治男 小道具:松本彩子
 宣伝美術:佐藤香織 制作:牡羊の事務所 企画:企画集団マツチポイント
 http://ameblo.jp/mp-theater/
 出演:
 坂部文昭[文学座] :雨宮秀春(父親)
 矢野陽子[リペルタ]:雨宮市子(母親 故人)
 野本光一郎[ONEOR8]:雨宮洋二郎(長男)
 弘中麻紀[ラッパ屋]:雨宮際子(長女)
 佐々木千恵[オスカープロモーション]:雨宮凛(次女)

 小野智敬     :雪村剛(秀春に隣人 何かと世話を焼く)
 野村佑香[カレーラ]:風間千景(同上)

 前東美菜子[文学座]:虹岡鵺子(洋二郎の恋人 霊感が強い)
玉置祐也[演劇集団円]:五十嵐大二郎(次女の恋人)
 宮本崇弘[オフィスPAC]:小日向勇(長女の元亭主 探偵)
 渡辺吾郎[MMP]  :霞透
 濱津隆之     :南雲彰人(喫茶バイト)
 澤山佳小里[テアトル・エコー]:晴海香奈
 岡まゆみ[ホリブロブッキングエージェンシー]:霧谷小夏(叔母)

 2013/4/5(金)晴 2:05-3:50PM(1'43)中段中央 客席満員(70人)
 客層:20代と大人、おばさん多めに女性8割。
 客入れ:開演前諸注意芝居、携帯鳴らした友達が鳴り物に恐怖するようになった
 お前の劇団は何をしてくれたんだと4分。折り込みチラシそれなり。パンフ B5
 3ページ。挨拶,配役。物販なし。カーテンコール1回2分。

 人形+俳優劇団・バジリコFバジオ 佐々木充郭 書き下ろしを、文学座 松本祐子
 演出にて。
 舞台。瀟洒な喫茶店をしっかり造り込み。上手にカウンター、中程丸テーブル席2
 下手隅にソファとテーブル。
 お話。父親の誕生日パーティへの招待は、あろうことか隣人の若い男女が主催。
 親切過ぎるが故、謎と疑惑が高まり。父親と言えばワンマンぶりを増長、冷たい
 実子達に嫌気が刺した、隣人こそ本当の家族と言い出す始末。息子と婚約者、
 離婚歴のある娘ら、それぞれに悩みを抱え。事情とエゴがぶつかりあって、さあ
 どうなるのでしょうか。

 ミステリーとも愛憎劇とも捲き込んだ、どたばたコメディ。家族の再生を詠うが
 無気味なほど親切な隣人など、道具立てがユニーク。ちと、引っ張りすぎとか、
 道具立て以外は平板とか、不満はあれど、モザイクを晴らしながら巧く見せ。
 前向きにネガティブな家族衝突、修羅場には苦笑い。年齢相応の配役がいい感じ。
 小気味のいい演出もまた○。

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