＠下北沢 本多劇場(2014/02/2-3/2 12ステージ)
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全指定 前売当日共4800円
作・演出：ノゾエ征爾[はえぎわ] 美術：高野華生瑠 照明：葛生英之 音響：井上直裕
舞台監督：幸光順平 衣裳：戸田京子 演出助手：磯崎珠奈
制作：近藤南美 制作デスク：大島さつき 宣伝美術：坂本志保 宣伝写真：三浦憲治
webデザイン：stack pictures プロデューサー：大矢亜由美
助成：芸術文化振興基金助成事業 主催・製作：（株）森崎事務所M＆Oplays
出演：
荒川良々[大人計画] ：たいくん(嵐山鯛)
赤堀雅秋[THE SHAMPOO HAT
] ：赤総理先輩
小野寺修二[カンパニーデラシネラ]：小寺さん
町田水城[はえぎわ] ：嵐山男子
竹口龍茶[はえぎわ] ：渡鳥寛
富川一人[はえぎわ] ：富川一
山口航太[はえぎわ] ：大丸太
ノゾエ征爾：野々上くん
2014/02/22(土)晴 7:05-9:02PM(1'57)最前方中央 客席6割(230?人)
客層：意外とシニア層多めの幅広い客席。男女半々。
客入れ：最後尾3，4列は空席。舞台中央に、映画館のような禁止マークの立て看板。
折り込みチラシ厚め。パンフ A5 4ページ。物販なし。カーテンコール2回1分。
はえぎわ・ノゾエ君の脚本演出だけでも〜、なのにこのくせ者な面々にて。
舞台。コンクリート壁三方。正面から上手にスモークドア。下手に子供がやっと
入れる隙間。前後中途にスライドする壁（ブレヒト幕の体）２。
お話。いつのまにか全国区俳優・たい君の一生。ふとしたことから壁に挟まって
からの未来と、上京してからのこれまでを行き来して展開。時には遙か未来、人類も
もいない太古に思い巡らつつ、面倒くさい人たちに翻弄されつ変わらない姿を描き。
まさに軽妙、演劇の楽しさとマジックリアリズムの不思議さとりどり。なぜか
ダメ人間・偏屈で自虐的、かつ厚かましい人たちに関わり、なにかと振り回される
たいくん。する方もされる方も面白し。このメンツなら相乗。荒川君はいるだけで
盤石。ストレートプレイ(なのか)は初というオノデランは味のある演技。高機動の
動きもみせてくれ。シニカルな話しをのほほんと嫌みならず笑いに転換、愛すべき
ものとして○。ステージング快調、思いがけない仕掛けや劇的演出があって、
飽きることなし。
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